
■育て方
涼しい気候でよく育ちます。水はけのよい土に元肥を与えて植えつけた後は、日当たりと風通しのよい場所で育てます。
2か月に1回ほど暖効性肥料で追肥し、月に1~2回は液肥を与えます。土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、花がらもこまめに摘みます。花には直接水がかからないようにしましょう。
冬は地上部分が枯れますが、根は生きているので、土が乾いたら水を与えるようにします。

冬
*スイセン(水仙)
清楚な美しさで、ギリシャ神話の時代から親しまれているスイセンは、10000以上もの品種があります。スイセンには、ナルシサスという少年が、泉に映った自分の姿に恋をして、この花になったという神話があります。


八分咲き種

薄オレンジの品種「スカーレットコロナ」
■基本情報
秋植え球根
別名/セッチュウカ(雪中花)
科名:ヒガンバナ科 秋植え球根
花言葉:愛にこたえて
花色:黄、白、ピンク
草丈:50cm以下
苗の購入期:9~11月
日照:日当たりのよい場所
土:水はけのよい土
水:土の表面が乾いたらたっぷり
肥料:元肥に暖効性肥料、追肥に1000倍液肥
病害虫:モザイク病、センチュウ、乾腐病、ナメクジに注意

■育て方
丈夫で病害虫も発生しにくく、育てやすい花です。秋に、水はけのよい土に元肥を与えて植えつけ、日当たりと風通しのよい場所で育てます。
植えつけた後は、屋外の寒さに十分に当て、土が乾く前にたっぷりと水を与えます。
花がらは早めに摘むようにし、葉が枯れるまでは液肥を1~2回与えます。
葉が枯れたら水やりを止め、球根を掘り上げて乾燥保存します。掘り上げと分球の適期は5~6月ごろです。

*フクジュソウ(福寿草)
幸福と長寿の花として親しまれるフクジュソウは、旧正月ごろに咲くことから、元日草ともよばれます。もともと日本や中国などの山野に自生する花でしたが、今ではたくさんの園芸品種が出回っており、花色も豊富です。

■基本情報
宿根草
別名/アドニス、ガンジツソウ
科名:キンポウゲ科 宿根草
花言葉:幸せを招く
花色:黄、赤、白、緑
草丈:30cm以下
苗の購入期:7~8、10~1月
日照:日当たりのよい場所 夏は半日陰
土:水はけ・水もちのよい土
水:土の表面が乾いたらたっぷり
肥料:元肥に暖効性肥料、追肥に1000倍液肥
病害虫:発生しにくい

■育て方
元肥を与えて、やや湿り気のある土に植えつけ、できるだけ日当たりのよい場所で育てます。
土の表面が乾いたら水を与えますが、乾燥させすぎず、また湿らせすぎないように管理します。暑さには弱いので、夏は半日陰に移してやるとよいでしょう。
花後と6月ごろには液肥を与えます。3~5年に1回は植え替えるようにし、株分けして更新します。
晩春に葉は枯れますが、根は生きているので水やりは続けましょう。
