料理をはじめ、炒めたりスープに入れたり、万能野菜として知られています。ここでは、家庭菜園の基礎情報として、種まきの時期などの基本から、育て方、上手に作るためのポイントや収穫後のレシピをご紹介します。
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《画像ギャラリー》「白菜」の育て方・栽培のコツ(家庭菜園)の画像をチェック!
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白菜とは?(特徴)
鍋はもちろん、漬物やおひたしなどあらゆる料理で楽しめるハクサイ。寒さに強く、秋まきがおすすめで、中生種や早生種が作りやすいでしょう。病害虫が割と発生しやすいので注意します。
【基本情報】
・アブラナ科
・栄養/ビタミンC、カロチン、カルシウムを含む
・性質/強い直射日光に弱い、寒さに強い
・病害虫/ベト病、アブラムシなどに注意
・連作/2年は不可
種まきと収穫に適した時期
■種まき:5月頃、8~9月頃 ■収穫:7月頃、11~2月頃
※野菜作りにはそれぞれに適した時期があります。
※関東地方を基準としたものです。関東より暑い地方や寒い地方で栽培する場合は時期の調整が必要です。
上手に作るためのポイント
★早生種をやや遅くまく
ハクサイは、タネを早くまくと結球はよいのですが、病害虫の発生も多くなります。反対に遅くまくと、病害虫は少なくなりますが、結球は悪くなります。
そこで、栽培期間の短い早生種を選び、タネまきを少し遅らせると病害虫に侵されにくくなり、順調に生長し、また遅れても結球するので、上手に作れます。
★病害虫を防ぐ
ベト病が出やすいので、少しでも病気の班が見えたら、薬剤で防ぎます。ウイルス病はアブラムシの防除が不十分だと多くなりますが、寒冷紗をかけて守ってやりましょう。
育て方
1.土を改良する
タネをまく3週間前に、畑に、1平方メートルあたり苦土石灰150g、ようりん70gをまいてよく耕します。ハクサイは病害虫にかかりやすいので、オルトランなどをまいて消毒しておきましょう。
2.元肥を入れる
タネをまく2週間前に、1平方メートルあたり硫安100g、過リンサン石灰50g、硫酸カリ30gをまき、もう一度耕してよく混ぜます。
3.うねを作る
幅60cmのうねを作り、溝にワラ、草、堆肥などをたくさん入れます。完熟でなくてもかまいません。このままタネまきまで1週間畑を休ませておきます。
4.タネをまく
うねの中央の一番高いところに、深さ約5cmの狭い溝を作り、溝にだけ水をかけます。溝の中に1cm間隔に1つずつタネをまき、土を0.5~1cmかけます。
5.不織布で覆う
タネまき後は不織布で覆ってやります。こうすると、消毒をしなくてすみます。不織布は暑い間はかけておきます。結球しはじめるまでかけておくと病害虫が防げます。
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