エダマメとは?(特徴)
枝豆は、大豆の未成熟な若サヤを収穫したもので、おつまみとして大人気の野菜ですよね。「畑の牛肉」といわれるほど栄養が豊富で、夏のスタミナ源としても知られています。収穫の早い「早生種」が作りやすくおすすめです。
・マメ科
・栄養/タンパク質、カルシウム、リン、鉄分が豊富
・性質/日なたを好む、酸性に弱い
・病害虫/炭そ病、ヒメコガネ、タネバエに注意
・連作/2~3年は不可
種まきと収穫に適した時期
■種まき:4~5月頃 ■収穫:7~8月頃
※野菜作りにはそれぞれに適した時期があります。
※関東地方を基準としたものです。関東より暑い地方や寒い地方で栽培する場合は時期の調整が必要です。
上手に作るためのポイント
★品種とタネまきの時期に注意
枝豆は、生育期間の長短によって、早生、中生、晩生など多くの品種があります。なるべく早生種を選び、早い時期(4~5月)にタネをまきましょう。
★夏の高温期までに収穫する
夏の高温期に入ると、落花が多くなるだけでなく炭そ病や害虫も発生しやすくなります。また、草丈が大きいわりには収穫量が少なくなります。早生種を育て、早めに収穫しましょう。
育て方
1. 土を改良する
タネをまく1週間前に、畑に1平方メートル当たり苦土石灰200g、ようりん100gをまき、土を砕きながら、よく混ぜます。
2. 元肥を入れる
幅90cmのうねを作って溝を掘り、堆肥1平方メートル当たり1kgをまき、その上に過リンサン石灰1平方メートル当たり100gをまいて、堆肥によくまぶすようにして土を戻します。
堆肥の上に土が15cmはかかるようにします。
3. タネをまく
深さ5cmの溝を2列掘り、水をたっぷりかけ、30cm間隔にタネを1箇所に4~5粒まきます。株間に、タネに当たらないように、化成肥料をひとつかみ入れ、その上から土を3cm程度かけます。
4. 鳥よけをする
カラスなどの鳥がタネを掘り出して食べてしまうことがよくあります。そこで、タネ巻き後に、寒冷紗(薄い網)で覆ってやります。
5. 発芽
タネまき後約1週間で発芽します。丸い形の葉(本葉)が出てきたら、鳥よけの覆いをとっても大丈夫です。