
DATA
[アオイ科]
●まき時期:4月中旬~6月上旬
●収穫時期:7月~9月下旬
●必要な資材:黒マルチまたは草マルチ
●可食部:やわらかい葉 ※注意:花とタネは有毒
●増やし方:タネ、挿し木
栄養満点のモロヘイヤは、ネバネバ野菜の代表格
モロヘイヤはアラビア語で「王家の野菜」という意味で、古代エジプトの王の病気を治したという話が伝わるほど栄養豊富な野菜。
暑さには強く、ぐんぐん生長します。乾燥にも強いのですが、葉がかたくなるので保湿は必要です。
霜の心配がなくなり、十分暖かくなってからタネをまくと順調に育ちます。
草丈が30cmくらいのときに摘芯し、草丈40~50cmくらいになったら収穫を開始します。葉先の10~15cmを手で摘みます。摘めば摘むほど、次々にわき芽が出てきて、収量が増えます。ハサミでないと切れないような茎についている葉はかたくておいしくありません。
モロヘイヤはアクが強いので、さっと下ゆでして調理します。刻むと出るぬめりを生かしたスープやサラダ、酢の物などがおすすめ。
9月頃、気温が下がってくると黄色い小さな花が咲き、タネができます。花やタネは有毒なので食べられません。
家庭菜園にまつわる情報をもっと知りたい方におすすめ!
「野菜だより2025年7月夏号」では、今回紹介した以外にもたくさんの家庭菜園にまつわる情報をわかりやすく丁寧に紹介しております。
