MENU
ぬくもりは、ハンドメイドや手作り実用書の出版社「ブティック社」のレシピを厳選して無料で公開しています。折り紙、工作、刺繍、パッチワーク、家庭菜園、園芸、DIYなど多ジャンルで展開中です。
スイカ、メロン、マクワウリ栽培のやり方とコツを解説!

スイカ、メロン、マクワウリ栽培のやり方とコツを解説!

おいしさと甘さに感動!スイカ、メロン、マクワウリ、それぞれの野菜の性格を知って栽培に活かしましょう。いずれもウリ科の野菜です。植えつけ適期を選び、水はけや風通しなどの栽培環境を整えて、甘く、おいしい実を収穫しましょう!

perm_media 《画像ギャラリー》スイカ、メロン、マクワウリ栽培のやり方とコツを解説!の画像をチェック! navigate_next

スイカ、メロン、マクワウリとは(特徴)

いずれも野菜の中ではもっとも高温性です。多湿、多雨を嫌い、乾燥地を好みます。水はけがよく、日の当たりのいい場所を選んで栽培するのが基本です。

「スイカ」

ウリ科
●原産地はアフリカのサハラ砂漠周辺
●暑いのが好き、寒いのは苦手
●多湿・多雨は苦手
●肥料が多いとツルボケ

「メロン」

ウリ科
●原産地はインドのインダス渓谷あたり、そこから西に伝播した西洋系メロン
●暑いのが好き、寒いのはとくに嫌い
●多湿・多雨は苦手で雨よけが必要
●肥料が多いとツルボケ。根が弱い

「マクワウリ」

ウリ科
●原産地はインドのインダス渓谷あたり、そこから東に伝播した東洋系メロン
●暑いのが好き、寒いのはとくに嫌い
●多湿・多雨はやや苦手
●肥料が多いとツルボケ

基本:〝ネギ鞍つき〟に苗を植えて根を強く育てる

スイカはウリ科の中では唯一、直根を持っている

スイカの原産地はアフリカのサハラ砂漠周辺です。非常に乾燥した痩せた土地ですが、スイカは雨期がくると発芽して、やがて乾期に実をつくってタネを残します。

キュウリをはじめウリ科の特徴は“浅根”ですが、じつは、スイカだけは太い直根を持ち、側根も深く張ります。どうしてでしょう?
スイカの原産地は水はけがいい砂漠です。雨期が終わるとたちまち乾燥し、土の表層には水がなくなってしまいます。そんな環境のもと、スイカは根を深く張ることで地下の水分を吸っているのです。

スイカを植えるときには、根の張り方に着目して畝を用意すると、育ちががぜんよくなります。おすすめは“ネギ鞍つき”です。
苗を植える1か月くらい前にネギ鞍つきを用意しておくと、ネギの根と微生物の活動によって土が団粒化し、水はけと水持ちが向上し、同時に病原菌も抑えられます。

メロンとマクワウリも湿気と多雨を嫌い、乾燥を好みます。スイカと似た性格をしています。

日本の夏は雨が多く、それぞれの原産地とは気候がまったく異なります。湿気が多いと根腐れや病気が心配です。水はけが悪い畑では、明渠や点穴をつくるなどして、水が滞留するのを防ぐが工夫が必要になります。

メロンとマクワウリは同郷どちらも寒がり屋

メロンの原産地は諸説ありますが、インドの砂漠周辺が有力のようです。気候の特徴は高温と乾燥。雨が降るときと降らないときがはっきり分かれています。
インドから中近東へ、そしてヨーロッパへと西に伝播したメロンは、品種改良が重ねられて、網目のある「西洋系メロン」となりました。

一方、中国に伝わったメロンはマクワウリなどの「東洋系メロン」となり、日本でも弥生時代の遺跡からタネが見つかっています。
マクワウリは、日本でも古くから栽培されてきた野菜で、各地に“ご当地マクワウリ”があります。三者の中で育てやすいのはマクワウリです。

西洋系メロンは、日本からヨーロッパに向かってどんどん遠ざかりながら進化したわけですから、日本での栽培は難易度が高いのもうなずけます。

ちなみに、メロンは、温室メロン、ハウスメロン、マクワ型メロン、マクワウリに大別されます。
温室メロンは表皮に網がついた高級ネットメロンです。ハウスメロンには、ネット系とノーネット系があります。家庭菜園でよくつくられているメロンで、多くの品種があります。読者アンケートでは「アンデス」「ムーンライト」「ころたん」が人気でした。
マクワ型メロンはとても栽培しやすく家庭菜園向きで、代表は「プリンスメロン」です。

メロンもマクワウリも高温性の野菜です。栽培初期に寒さにあうと苗がいじけてしまい、うまくいきません。また、多湿を嫌いますから、スイカ同様、畝はネギ鞍つきが有効です。メロンは雨に弱いため、ビニールトンネルやハウス内で雨を避けて育てます。

ネギ鞍つきにスイカを定植

ネギ鞍つきは、竹内孝功さんが推奨する、土づくりを兼ねた畝。水はけと水持ちがよく、生物活性が高いのが特徴です。
苗を植えつける位置に、少量の有機物(完熟堆肥など)を埋めて土をマウンド状に盛り上げ、ネギの苗をてっぺんに植えておきます。1か月程したら苗を植えます。

メロンには雨よけの工夫が必要です。露地の家庭菜園では、ビニールで屋根を設置する方法がおすすめです。これで梅雨を乗り切ります。スイカも、株元に雨よけを設置しておくと育ちがよくなります。

1
この記事のライター
関連記事
秋に咲く薄紫色の美しい花の赤い柱頭(雌しべの先端部)を乾燥させ、パエリアやリゾットなどの黄色(黄金色)の色づけ、香りづけに使われます。通常、100gのサフランをとるのに5万本の雌しべが必要とされるため、世界一高価なスパイスといわれています。
596views 園芸レシピ
更新: 2026-07-08 12:00:00
庭のシンボルツリーとしても人気の花木!樹皮がない、つるつるとした幹が特徴。木登りが得意な猿でも滑ってしまいそうなことからついた花名で、別名「百日紅」は夏の盛りに花が百日近く咲き続けることから。
602views 園芸レシピ
更新: 2026-07-06 12:00:00
ポイントは、タネを置いたら土をかけてしっかり押さえること!家庭菜園初心者さんにもおすすめの、 タネまきと植えつけのコツをお届けします。
672views 園芸レシピ
更新: 2026-06-24 12:00:00
初夏から咲きはじめて猛夏に耐え、秋に再び咲きはじめるダリアは、弾むような生命力を秘めた魅力的な花。日本には江戸時代末期に「天竺牡丹」の名でオランダから渡来してから今日まで、夏の定番花となっています。
19495views 園芸レシピ
更新: 2026-06-16 12:00:00
タネまきが変われば、野菜は強くなる!病気・害虫・生育不良が激減し、異常気象にも負けない家庭菜園へ。ここでは、はじめてのタネマキ、苗植え初心者さんにも知ってほしい、鎮圧効果にまつわる情報をクイズ形式でご紹介します。
733views 園芸レシピ
更新: 2026-06-11 12:00:00
最新記事
「ぬくもり」は、2026年8月31日(月)をもちましてサービスを終了させていただくこととなりました。長年にわたり「ぬくもり」をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
227views
更新: 2026-07-30 15:00:00
ラベンダーをMPソープで固めてつくるリースは、編まずに並べるだけなのでとてもかんたん。透明なMPソープが涼しげな印象を与えます。お部屋に飾ればラベンダーが豊かに香るすてきなインテリアに!
234views 工作レシピ
更新: 2026-07-30 12:00:00
持っていると便利 手作りのペチコート!「透け」や「ムレ」「静電気対策」の悩みは、手作りのインナーで解決!初心者でも簡単に縫えるペチコートのレシピを紹介します。
更新: 2026-07-28 12:00:00
ローズマリーの学名Rosmarinus(ロスマリヌス)は「海のしずく」を意味するそうです。花は鮮やかなブルーですが、枝葉で染めるとやさしいベージュ色に。刺しゅう糸に染めてタッセルにしてみました。
更新: 2026-07-23 12:00:00
型紙はたった1枚だけでOK!帽子作りがはじめてという方でも気軽に作れる大人のチューリップハットです。頭周り部分にはゴムを入れてフィット感アップ。涼やかな楊柳の面とリネンの面、どちらを表にしてもかぶれます。
16488views 手作りレシピ
更新: 2026-07-21 12:00:00
boutique-sha_banner
hmc_banner
btq_onlineshop_banner

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt

楽しい!手芸の本がいっぱい!

get_app
ダウンロードする
キャンセル