「総刺し」とは
面積いっぱいに細かく刺す方法。おもて面とうら面は全く逆に糸が渡ります。図案は上下、左右対称のものが多く どちらも図案の中心から刺し始めます。
常に右から左に刺し進め、1列刺し終えるたびに糸こきをし、布を180度回転させて次の列に刺し進めていきます。糸端は玉どめをせずうら面の刺し糸にからげて止めます。
刺し方図
やり方
①上半分を刺す
1.布を四つ折りし、折り目をつけて中心にチャコペンで印をつける。
2.刺し始めの位置に針が出るよう、うら面から針を入れる。
3.針をおもてに出し、うら面に糸端を20cm位残しておく。
4.図案を見ながら左方向に針を入れる。
5.模様刺し①の7・8と同様にして1列目左端まで刺す(うら面に残した糸が抜けないよう注意)。
6.布を180度回転して上下を逆転させる。このとき図案も上下に回転させる。
7.布をうら面に返して1度針から糸を抜き、2で残した20cmの糸を針に通し直す。