紫色の可憐な花姿と、全草から匂う甘い良い香りが特徴のラベンダーはハーブの女王ともいえるリラックス効果抜群のハーブです。香水などの原料にされていることは有名ですが、ひと鉢部屋にあれば部屋中ラベンダーの香りでいっぱいになります。品種も豊富です。
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《画像ギャラリー》ハーブ「ラベンダー」の育て方と料理レシピの画像をチェック!
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*ナナ
育て方
もともと乾燥した地域で自生していたため、日当たりの良い場所、水はけのよい土がベスト。
種からも育てられますが、発芽までに相当時間がかかるので、ポット苗から育てる方がよいでしょう。
水やりはごく控えめにして、やや乾燥気味にした方がよく育ちます。
肥料も控えめでよく、苗を植えつける時に入れる元肥と、秋に収穫が終わったあとに、お礼肥を少々やる程度で大丈夫です。
日照:日当たりのよい場所
土:水はけのよい乾燥ぎみの土
水:土が乾いたら控えめに与える
利用部分:花、葉、茎
効能・効用:血圧降下、抗うつ、鎮静、消毒、解毒、生理不順など
*苗の植えつけ
苗を用意する
培養土に元肥を入れて混ぜ、苗を取り出します。逆さにすると、ポンととれます。根鉢をくずさないように気をつけましょう。
容器に植えつける
容器の真ん中に、苗を植えつけます。根元がやや高くなるようにすると、水はけが良くなります。
水を与える
水をたっぷりかけて植えつけ完了です。植えつけ直後は株が弱るので、日陰で3~4日育てます。
その後の管理
苗が落ちついたら、日当たりと風通しの良い場所で育てます。
土が乾いたらたっぷり水をやります。水は、ちょっとずつ回数多くやると、土の表面が湿るだけで根が伸びません。回数は少なくてもよいから、用土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりやるのがコツです。
ただし、夏場は土が乾きやすいので1日2回ぐらい水をやります。
地植えの場合は、植えつけの時にたっぷり水をやれば、あとの水やりは不要です。
梅雨の湿気と夏の高温多湿に弱いので、梅雨期は軒下に移動して、雨を避けましょう。
春から夏は成育おう盛なので、10日に1回くらい水やりを兼ねて液肥を与えると大きく育ち、葉もたくさんつきます。
*開花と収穫
開花
やがて花茎が伸び、初夏になると紫の小花が穂状に咲きます。花が咲く直前がもっとも香りのよい時期です。
収穫したものはフレッシュのまま切り花やハーブティーに。ドライにしてハーブティーやお菓子の香りづけ、ハーブバス、ポプリ、ドライフラワーなどに利用できます。
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