基本情報
●畝幅:50cm
●まき方:株間5cm
●元肥:なし
●追肥:なし
栽培スケジュールの目安
金ゴマについて
生のゴマをタネにして憧れの金ゴマ栽培!
ゴマを栽培してみて、つくづく大変だなと思います。栽培は簡単なのに、収穫してからのごみ取り作業に手間がかかるのです。
でも、自家製の金ゴマの香ばしいおいしさを知っているので、毎年つくっています。30~40本育てればボウル1杯くらいは採れます。
7年前、友人のお母さんにいただいた憧れの金ゴマ。
「生だから煎って使って」といわれ、「まけますか」と尋ねたのが栽培のはじまり。そのとき、6月初めにまくといいと教わりました。
育て方
01 タネまき
金ゴマのタネはソラマメの収穫が間近に迫る6月上旬にまきます。まだ栽培中のソラマメから10cmくらい離れた場所に、浅めの溝を1本切ります。タネが小さいので、溝の中に5~10cm間隔で慎重に落としていきます。
まき終わったら、土をしっかりかけて鎮圧します。タネが表に出ていると赤い小さなアリが持ち去ってしまうからです。もし芽が生えそろわないときは、追いまきをします。
発芽後、密植えになっているところがあれば、草丈5cmくらいのときに株間5cmに間引きます。
ソラマメと同じ畝を使うので新たな施肥はしない。ソラマメの収穫が終わる頃、そばに金ゴマのタネをまく。収穫が終わったソラマメは、地際で刈るか抜く。
02 メンテナンス
草丈10cmの頃、土寄せしておきます。草丈が1m以上になりますが、茎が太いのでそう簡単には倒れません。
ゴマムシと呼ばれるスズメがの幼虫やシャクトリムシが葉を食べることがあります。「ゴマムシがつくと豊作」ともいいますし、全滅するほど大量にはつかないのでそのまま見守ります。
8月上旬になると小さな白い花が咲き始める。
03 収穫
収穫は9月中旬から10月下旬です。タネまきから100日後が目安です。下から順次熟して割れていきます。サヤが2~3個茶色くなって割れてきたら株元から刈り取ります。熟したものはゴマがこぼれ落ちるので要注意。
敷きものの上に立てかけた状態で天日干しして全部弾けさせます。
収穫した金ゴマ。上の皿はごみをきれいに取りのぞいて煎ったもの。下の皿にはまだ細かいごみが残っている。
金ゴマをつかったおすすめレシピ
収穫してごみを取った金ゴマはフライパンで煎ると香ばしくなる。
レンコン、ごぼう、にんじんなどと相性が良いので、きんぴら等がおすすめです!子供から大人まで大好きな甘辛味のアクセントに、ごまか欠かせないですね!
ゴマの花