無農薬で育てた花を食卓に家庭菜園ならではの楽しみ
(ベテラン菜園家・毛呂さんに教わる 毛呂さん家の「いい根!」栽培より)
我が家の庭には多くの種類の花も植えてあり、四季折々、色とりどりの花を咲かせます。畑しごとに疲れたとき、ふと花々を見ては癒されています。
中にはエディブル(=食べられる)フラワー(=花)もあります。花を食べると聞くと驚く方もいるかもしれませんが、フキノトウやナバナ、食用菊なんかも花ですね。ルッコラの花はゴマの風味がしておいしいです。毒性がないことがわかっている下記の花々もすべて食べられる花です。
ほかにもガーデニングでおなじみのバラやパンジー、ビオラ、ベゴニアなど、さまざまな花が食べられます。コンパニオンプランツとして野菜と混植されることが多い、ナスタチウム、マリーゴールド、ペチュニアも食べられます。
ただし、食用する場合は農薬を使わずに育てたものにしましょう。自分でタネをまいて育てると安心です。多年草の花やこぼ
れダネで増える花を選べば毎年タネをまく必要はありません。
量をたくさん食べるものではありませんが、たまには色とりどりの花を食卓に取り入れてみてはいかかでしょうか。サラダやちらし寿司に散らすとかケーキやゼリーに飾るだけでも華やかでおしゃれな印象になりますよ。
毛呂さん家には畑だけでなく花壇も多く設けられていて、四季折々、色とりどりの花が咲き乱れる。
畑を縁取るように畝の端には必ずスペースを設けて花を栽培。畑しごとの合間に見ると心癒される。
サラダに散らして、、、!
リーフレタスやベビーレタスを盛ったサラダの上に摘んだ花を散らすだけで、華やかなサラダに変身。
氷に閉じ込めて、、、!
製氷器に入れた水に花を浮かべて凍らせる。そうめんの飾りやジュースに浮かべるとおしゃれ。
毛呂さん家のエディブルフラワー図鑑
*ボリジ
こぼれダネで増える。タネをまくなら春。ハチを呼ぶのでイチゴと混植もいい。若葉はキュウリの風味。花はワインに浮かべても。
*バーベナ
和名は「美女桜」。多年草。タネをまくなら春と秋。ほのかに甘い小さな花はケーキやサラダの飾りにぴったり。いろんな色がある。