*ワインの木箱にクリスマスシーンを盛り込んだ箱庭風
▲フィカス・プミラ
雪がちらつくクリスマスのころには、フィカス・プミラが枝を伸ばし、雑木のトナカイをグリーンのトピアリーに仕立て、丸太のそりに真っ赤なミニシクラメンをのせて雪の上を走る物語のような風景を作り出すはず。
シクラメンは根鉢をくずさないようにシュロ皮でまわりを保護して植え込んでいます。
*バスケットの質感を寄せ植えの一部としてあえて見せる
▲パンジー
寒さに強いパンジーとビオラの組み合わせは冬のハンギングの定番ですが、趣のある籐のバスケットを使うことで、いつもと違う新鮮な印象に仕上がっています。
ふだんは容器が見えないよう、横に広がる植物や垂れるグリーンをプラスするところですが、あえて容器も寄せ植えの一部として演出しました。
*濃い紫と白、クールな色合わせですっきりとまとめて
▲デイジー
暗くなりがちな濃い紫も、白をプラスすればメリハリがきいて上品にまとまります。
さらに、自由に伸びたローズマリーの枝ぶりが、平凡になりがちなこの寄せ植えにリズミカルな動きをプラスしています。
日当たりのよい場所で育て、こまめに花がらを摘めば、長く花を楽しむことができる寄せ植えです。
*冬の日だまりにやさしさあふれる小さな寄せ植え
▲プリムラ
背が高く色鮮やかなキンギョソウを後方に、中央にビオラ、手前は背の低いアリッサムとプリムラをこんもり植え込みます。
寒さの厳しい冬でも、戸外で丈夫に育つ花を選んだ寄せ植えは、日当たりのよい場所で育て、土の表面が乾いたらたっぷりの水を与えます。
こまめに花がらを摘めば、長く花を楽しむことができます。
*背の高いストックをパンジーとミニハボタンで縁どって
▲ストック
中心に背の高いストック、まわりを低いパンジーとハボタンで縁どるオーソドックスなレイアウトですが、ミニサイズのハボタンを使うことでパンジーとのバランスもよく、全体がかわいく仕上がっています。
春になってハボタンがトウ立ちの状態になると、またひと味違った寄せ植えが楽しめます。
*トウ立ち…花茎が伸びて花が咲くこと