シソ科/別名:ワイルドマジョラム、ハナハッカ
ピザやトマトソース、パスタなどに合うスパイシーな香りをもつハーブです。
料理に使う際には主に乾燥葉を用います。
水はけさえよければ半日陰でもよく育ち、肥料や水やりを気にする必要もありません。
どんどん増えるので、葉はこまめに収穫して風通しをよくします。
1~2年育ったら、大きめの鉢に植え替えるか、花が終わった後に株分けして増やします。
カ行
カモミール
キク科/別名:カモマイル、カミツレ
リラックス効果のあるハーブティーとして利用されるカモミールは、リンゴのような甘い香りをもつハーブです。
とても育てやすく、春か秋にタネをまけばどんどん増えて収穫ができるようになります。
日当たりのよい場所で育て、水は土の表面が乾いたときだけ与えるようにします。
一年草のジャーマン種はさし木、多年草のローマン種は株分けで増やします。
カレープラント
キク科/別名:エバーラスティング
常緑性の葉にはカレーに似た強い香りがあります。
花部分はとても鮮やかな黄色のため、ドライフラワーやポプリの彩りとして人気です。
防虫効果があるため、庭いじりの際の虫除けにするほか、乾燥花を袋につめて防虫剤として使われることもあります。
乾燥には比較的強く、日当たりと水はけがよいとよく育ちます。
水については、土が乾いてから控えめに与えるようにしましょう。
キャットニップ
シソ科/別名:イヌハッカ、チクマハッカ
ネコが好む匂いのため、乾燥した葉をぬいぐるみなどにつめてペットのおもちゃに利用されることがあります。
また、ハーブティーにして飲んだり、天ぷらにして食べることもできます。
繁殖力が強く丈夫なため、地植えの場合は直接庭にまくだけで自然と育ちます。
ネコの大好物のため、屋外で育てる場合は金網やネコよけを置くなどの対策が必要です。
キャラウェイ
セリ科/別名:ヒメウイキョウ
独特の甘い香りを放つ種子は、砕いてスパイスとして利用することができます。
パンやケーキ、クッキーなどのお菓子との相性は抜群です。
また、若葉もサラダとして利用できます。
植え替えを嫌うため、鉢や地面などに元肥を与えての直まきがおすすめです。
種子が茶褐色に色づいてきたら、茎ごと刈り取って収穫し、乾燥させて保存しましょう。