1株あると何かと便利なハーブ。独特の香りをもっていて、比較的長く収穫が楽しめます。ここでは代表的なものを五十音順で紹介します。基本的な特徴はもちろん、植えつけ・収穫の時期や、育てるときの注意事項など役立つ情報を簡潔にまとめました!
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《画像ギャラリー》家庭菜園で楽しめるハーブ!育て方の基本情報の画像をチェック!
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セリ科/別名:イノンド
生の状態の枝や葉は香りが強く、魚料理や肉料理、サラダやオイルの風味づけに利用されます。
また、ディルシードと呼ばれる種子をピクルスやクッキーに利用することもあります。
植え替えを嫌うため、株間を30cmほどとって直まきします。
花が終わって茶褐色に色づいていてから花穂ごと刈り取り、乾燥後にふり落として保存することで、種子を収穫できます。
ハ行
バジル
シソ科/別名:バジリコ、メボウキ
イタリア料理やトマト料理には欠かせないハーブです。
日当たりと水はけ・水もちがよければ、とてもよく育ちます。
水を好むので、土が乾いていたらたっぷりと水を与えます。
花が咲くと葉がかたくなってしまうため、花芽が出たら摘み取るようにしましょう。
摘み取ることで、わき芽をだして収穫量の増加にもつながります。
さし木で増やすことができます。
フェンネル
セリ科
ライムのような香りと風味があり、フランス料理や魚料理との相性が抜群です。
根が地中深くまっすぐに伸びる直根性のため、タネや苗は容器や畑に直に植えつけます。
日当たりのよい場所で育てれば、何年にもわたって収穫ができ、こぼれ種からもどんどん増えます。
3~4年が経過したら、株分けして植え替えるとよいでしょう。
ポットマリーゴールド
キク科/別名:キンセンカ、カレンデュラ
キンセンカ属に所属するハーブです。
マンジュギク属の「マリーゴールド」は名前は似ているのですがハーブとしての利用はできません。
花をハーブティーにしたり、葉を天ぷらにしたりして利用します。
酸性の土を嫌うため、植えつけの前には苦土石灰をまいて中和しておきます。
冬場でも乾燥することが多いため、水やりを忘れないようにしましょう。
マ行
マロウ
アオイ科/別名:ウスベニアオイ
マロウの花のハーブティーは色の変化が楽しめることで有名です。
淹れたてはきれいなブルーですが、そこにレモン汁を入れると、徐々に薄いピンク色に変色します。
また、お菓子のマシュマロはマーシュマロウというマロウの粉末を利用することに由来します。
1日しか咲かない花のため、朝に花が咲いているのを見かけたら摘み取りましょう。
ミント
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