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有機家庭菜園の害虫対策、その基本

有機家庭菜園の害虫対策、その基本

平均気温の上昇に伴い様々な害虫が活発さを増しています。農薬に頼らず安心して有機家庭菜園で健全に野菜を育てるための対策についてご紹介します。ぜひ夏の野菜づくりに活かしてください。

perm_media 《画像ギャラリー》有機家庭菜園の害虫対策、その基本の画像をチェック! navigate_next

元気に育つ野菜は防御力が高い

野菜についた害虫を放置すると、あっという間に増殖します。見つけ次第退治するのが防除の基本です。
さて、健全に育つ野菜は体内に防御物質をつくり、害虫から身を守ろうとします。害虫につけ込まれるのは、肥料を与えすぎた野菜か、養分が足らずに弱々しく育った野菜です。
野菜の健全な生長には、適量の有機物を補い、好適な栽培環境を整え、旬の時期を外さない栽培が大事です。
そのうえで、害虫が多いうちは防虫ネットのトンネルを利用し、混植栽培や敷きワラなども活用して、天敵が棲みたいと思える畑をつくりましょう。

1. 害虫が多いうちは防虫トンネルを利用

有機栽培を始めたばかりで、土がまだ育っておらず、天敵も少ない畑では、害虫被害が出やすくなります。防虫ネットのトンネルで畝を覆い、物理的に害虫を防除しましょう。

2. 敷きワラ、草マルチを利用する

畝や通路に、ワラや刈り草、もみ殻などを敷いておくことをおすすめします(有機物マルチ)。
地温が安定し保湿効果が得られ、土壌微生物が繁殖し、野菜が育つのに適した肥沃な土へと変わります。肥料に頼らなくても野菜が育つようになります。
有機物マルチはさまざまな生き物の棲み家になります。徘徊性のクモが増え、野菜についた害虫を捕食してくれます。ハダニを捕食するカブリダニも繁殖します。ハダニは野菜について吸汁する害虫です。
土を裸のままにせず、ワラや刈り草などで覆うことで、害虫の出にくい畑づくりが可能になります。

3. 花やハーブを畑で育てる

花が長期間咲くハーブ類を育てておくと、多くの寄生バチや狩猟バチを呼び寄せることができ、野菜についた害虫はいつの間にかいなくなります。
アブラムシを捕食しに集まるテントウムシ、アザミウマを捕食するヒメハナカメムシなどは、エサとなる害虫が不足しても、花粉を代用食にして畑に居ついてくれます。
ホーリーバジル、カモミール、ボリジ、ナスタチウム、マリーゴールド、ソバなどを畑の随所で育てておきましょう。

4. ムギ類の障壁をつくる

株間や畑の周囲にムギ類(エンバク、ライムギなど)やソルゴーを育てて障壁をつくりましょう。飛来する害虫を食い止め、徘徊性のクモやカマキリの棲み家にもなります。ムギ類やソルゴーにアブラムシが繁殖するとテントウムシが集まり、害虫に対する畑全体の防御力が高まります。

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