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「カボチャ」の育て方・栽培のコツ(家庭菜園)

「カボチャ」の育て方・栽培のコツ(家庭菜園)

甘くてホクホク!子供に人気があり、赤ちゃんの離乳食としてもよく利用されている野菜です。煮物をはじめ、デザートの食材としても定番ですね。ここでは、家庭菜園の基礎情報として、種まきの時期から、育て方、おすすめのレシピもご紹介します!

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カボチャとは?(特徴)

カロチンが豊富な緑黄色野菜のカボチャ。日本カボチャと西洋カボチャがあり、その両者の交配種は作りやすく、収穫量も多くなります。比較的作りやすいですが、できるだけ広い菜園での栽培がおすすめです。

【基本情報】
・ウリ科
・栄養/カロチン、ビタミン、デンプンなどが豊富
・性質/日なたと高温を好む
・病害虫/ウドンコ病に注意
・連作/3年目まで可

種まきと収穫に適した時期

■種まき:4月頃 ■収穫:7~8月頃

※野菜作りにはそれぞれに適した時期があります。
※関東地方を基準としたものです。関東より暑い地方や寒い地方で栽培する場合は時期の調整が必要です。

上手に作るためのポイント

★実がつくまではチッソ肥料は少なめに
元肥にチッソ肥料を多く与えると、茎や葉ばかり育って実がつきにくくなります。元肥のチッソ肥料は1/3ほどにして、実がついて果実が大きくなってから、チッソ肥料を追肥するとよいでしょう。

★ウドンコ病に注意する
葉や茎にうどん粉のような白い粉が出る病気で、梅雨明け後高温になると多発します。梅雨明けまでに収穫が終わるように、タネまきは早めにすませましょう。梅雨明けか前から防除剤を散布しておくと予防できます。

育て方

1. 菜園の準備をする

タネをまく前に、よく土を耕して、直径30~40cm、深さ約30cm程度の穴を掘ります。穴の中に、堆肥300g、ようりん600g、硫酸カリ20gを入れて土をかけ、その上にマグァンプKなどの化成肥料を1平方メートルあたり30gまいて耕し、中央が高くなるように丸く盛ります。これを鞍築きといいます。

カボチャは、干ばつでも育つぐらい強い野菜ですが、湿りが多いと病気になりやすく、実の成りもよくありません。鞍築きで土を盛るのは、水はけをよくして、生育をよくするためです。
桜の花が咲き始めたら、タネをまきましょう。遅れると病気の発生が多くなります。

2. タネをまく

タネを4~5粒水平になるようにまき、土を2~3cmの厚さでかけます。その上から砂を、土が見えないぐらいかけて、水をたっぷりやります。複数の株を育てるときは穴と穴の間(株間)を40~50cmあけます。

3. ホットキャップで保護する

タネまきが終わったら、ポリ袋やビニールでおおいをします。これをホットキャップといいます。こうして暖かくしてやり、発芽をうながし、風や害虫から守ってやります。

4. 発芽

タネまき後4~5日で発芽します。カボチャの葉は大きいので、葉4~5枚になると、ホットキャップいっぱいになるので、あんどんに替えます。大きいポリ袋であんどんを作り、上はあけて株にかけておきます。

5. 1箇所1株にする

葉が5~6枚になったら、小さい苗を取り除いて、1箇所1株にします。これを間引きといいます。間引きしたら、株元に土を寄せてやります。これを土寄せといいます。

6. ビニールテントで覆う

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