MENU
ぬくもりは、ハンドメイドや手作り実用書の出版社「ブティック社」のレシピを厳選して無料で公開しています。折り紙、工作、刺繍、パッチワーク、家庭菜園、園芸、DIYなど多ジャンルで展開中です。
「オクラ」の育て方・栽培のコツ(家庭菜園)

「オクラ」の育て方・栽培のコツ(家庭菜園)

鮮やかな緑色がサラダなどの彩りになるオクラ。外側の歯ごたえの良さとねばねばしている食べやすさが魅力ですよね。ここでは、家庭菜園の基礎情報として、種まきの時期などの基本から、育て方を、重要ポイントともに丁寧にご紹介します。

perm_media 《画像ギャラリー》「オクラ」の育て方・栽培のコツ(家庭菜園)の画像をチェック! navigate_next

オクラとは?(特徴)

オクラは、淡い黄色の美しい花が咲きます。独特の粘り気で親しまれるオクラは、秋から夏にかけて収穫できます。比較的育てやすく、病害虫にも強い野菜です。グリーンスターなどの作りやすい品種がおすすめです。
また、生食の方が栄養価は高くなります。

【基本情報】
・アオイ科
・栄養/ビタミンA、B、ミネラルが豊富
・性質/日なたを好み、暑さに強く寒さに弱い
・病害虫/病害虫に強く、特に心配はない
・連作/2~3年は不可

種まきと収穫に適した時期

■種まき:5月頃 ■収穫:7~10月頃

※野菜作りにはそれぞれに適した時期があります。
※関東地方を基準としたものです。関東より暑い地方や寒い地方で栽培する場合は時期の調整が必要です。

上手に作るためのポイント

タネまきは温度が上がってから
オクラは高温を好むので、温度の低い時期はなかなか発芽せず、タネが腐ることもあるので注意しましょう。葉桜のころがベストです。
また、タネは固いので、1~2日ほど水につけてからまくと発芽しやすくなります。

育て方

1. 元肥を入れる

タネまきの1週間前に、畑に、1平方メートルあたり、堆肥2kg、マグァンプKなどの化成肥料50gを施し、土をかけておきます。

2. うねを作る

マグァンプKなどの化成肥料を1平方メートルあたり50g全面にまいて耕し、低いうねを作ります。うねの上に、ビニールを敷き、両側を土でおさえます。これをフィルムマルチングといいます。

★冬の間に畑を深く耕す
オクラの根はまっすぐに深く根をおろす性質があります。これを直根性ともいいます。まっすぐに深く根をのばさせてやるために、畑を深く耕す必要があるのです。
また、直根性なので、移植すると根が切れやすいため、タネまきは畑に直接まく(直まき)方がよいでしょう。ポット苗を購入する場合は、鉢底をよく見て、根がのびて出てきていたら、早めに植えつけましょう。遅れると、根が切れて、以後の生育が悪くなります。

3. タネをまく

葉桜の時がタネまきの適期です。深さ2~3cmの穴を掘って、たっぷり水をかけ、タネを4~5粒まきます(点まき)。複数の株を育てる場合は、穴と穴の間(株間)を40~50cmあけます。

4. 発芽

タネまき後約10日で発芽します。オクラは、気温が低い間は、発芽するのに時間がかかり、発芽してからも、生育するのに時間がかかります。

★フィルムマルチングをする
オクラはもとm、おと熱帯地方さんの野菜で、高温でよく育つ性質なので、水をかけたり、肥料を与えたりしても、暖かくしてやらなければ、株が大きくなりません。
そこで、オクラを早く大きく育てるために、地面にフィルムマルチングをして、地温を高めてやります。

5. 1箇所1株にする

1
この記事のライター
関連記事
今回は、キャベツ、カリフラワー、葉物野菜の連続栽培のアイデアをご紹介します。収穫時の工夫次第でそこから次の野菜が育つので、長期間楽しめます。立派なものに育てば喜びもひとしお。ぜひチャレンジしてみてください。
91views 園芸レシピ
更新: 2024-12-11 12:00:00
いまから育てられる、越冬作物の育て方を解説!ここでは「オオムギ」をご紹介。主に麦茶や麦焼酎など幅広く使われています。コツを知って、楽しく、正しく、育てましょう!
194views 園芸レシピ
更新: 2024-11-27 12:00:00
ダイコンならぬ“中根”を数多く収穫!野菜だよりの編集部では、埼玉県北本市の読者の畑で一緒に野菜づくりを行っています。今回のダイコン栽培では、新潟県の読者、内山貞男さんに教わった“中根”づくりを試しました。そのレポートです。
472views 園芸レシピ
更新: 2024-11-01 00:28:33
今から育てられる秋冬野菜の1つ、「カラシナ」を家庭菜園で育てましょう!赤みがかった色が特徴的で、ピリッとした味わいも人気!監修は、自然栽培でおいしい野菜を育てている明石農園の明石誠一さんです。
464views 園芸レシピ
更新: 2024-11-30 22:32:20
グリーンインテリアに実際に寄せられるよくある質問をF.A.Q.としてここにまとめました。植物の様子を観察していて、なにか異変に気がついたときはここを参考にしてみてください!
557views 園芸レシピ
更新: 2024-10-01 10:06:45
最新記事
大柄プリントを楽しむなら、横長サイズのクッションはいかが? プリント内のドットの色に合わせたパイピングが、全体を引き締めています。お部屋のアクセントになり、おしゃれな空間ができあがりますよ♪
更新: 2024-12-12 12:00:00
今回は、キャベツ、カリフラワー、葉物野菜の連続栽培のアイデアをご紹介します。収穫時の工夫次第でそこから次の野菜が育つので、長期間楽しめます。立派なものに育てば喜びもひとしお。ぜひチャレンジしてみてください。
91views 園芸レシピ
更新: 2024-12-11 12:00:00
シンプルに四角くカットした布地2枚で作れる、ランチョンマットとポットマット。どちらも作り方は同じです。お好みのサイズに替えて作るのもおすすめです。商用OKの作品!どんどん作って楽しみましょう!
更新: 2024-12-10 12:00:00
植物を植えただけではお庭や外構は完成しません。植物のある景観を作ることこそが、ガーデン設計の肝。そんな景観づくりに欠かせない「石」の使い方を一部のぞいてみましょう。石を使いこなせば、植物の魅力をもっともっと引き出せるはず!
更新: 2024-12-09 12:00:00
ポケットに手を突っ込んだような佇まいと素朴な風合いに癒される、棒針編みの編みぐるみ。編みぐるみ作家のツムギコウボウの著書。伝統的なスウェーデンドールの編み方をアレンジし、表情豊かな人形や動物たちを掲載。
191views 本│裁縫
更新: 2024-12-07 12:00:00
boutique-sha_banner
hmc_banner
btq_onlineshop_banner

ぬくもりのオススメ

disney_banner

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt

楽しい!手芸の本がいっぱい!

get_app
ダウンロードする
キャンセル