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「イチゴ」の育て方・栽培のコツ(家庭菜園)

「イチゴ」の育て方・栽培のコツ(家庭菜園)

甘い香りと味で大人気の果物!子供も大人も大好きですよね。お店買うと少し高いかもしれませんが、自分たちで作れば食べ放題!病害虫に強いほうなので、育てやすいのも魅力です。ここでは土の耕し方から苗の植え方、収穫までの流れを、丁寧に解説します!

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イチゴとは?(特徴)

甘い香りの愛らしい実をつけるイチゴは、家庭でも作ることができます。畑に植えっぱなしならランナーを出してふえるので、毎年収穫が楽しめます。ダナーや宝交早生などの品種が、作りやすくおすすめです。

【基本情報】
・バラ科
・栄養/ビタミンCが豊富
・性質/日なたを好む。肥料焼けに注意。
・病害虫/病害虫に強く、特に心配はない。
・連作/1年は不可。ただし植えっぱなしならOK

種まきと収穫に適した時期

■種まき:10~11月頃 ■収穫:4~6月頃

※野菜作りにはそれぞれに適した時期があります。
※関東地方を基準としたものです。関東より暑い地方や寒い地方で栽培する場合は時期の調整が必要です。

上手に作るためのポイント

★重い土を選ぶ
イチゴは田土のような重い土が育てやすく、火山灰土のような軽い土は避けた方がよいでしょう。

★肥料焼けに注意する
イチゴの根は肥料焼けを起こしやすいので、植えつけの2週間前には肥料を与えるのを終え、肥料が土中に分散して吸収しやすくなってから植えつけます。追肥もごく少量ずつ与えるようにします。

★ランナーで毎年増やす
今年作った子苗の収穫が終わると、ランナー(這うようにのびるつる)が伸びて、所々にまた子苗ができ、地面に触れると根をおろします。できた子苗は、ランナーを切り取って、来年の親株にしましょう。

育て方

1. 土を改良する

苗を植えつける3~4種間前に、畑に、1平方メートルあたり堆肥2kg、苦土石灰150g、ようりん100gを前面にまいって、土をよく耕します。

2. 元肥を入れる

苗を植えつける2~3週間前に、マグァンプKなどの化成肥料を1平方メートルあたり60gをまいて、よく耕して、土になじませておきます。この最初に入れる肥料を元肥といいます。

3. 苗を用意する

10月頃園芸店でポット苗を購入します。自分で親株を育てている場合や、苗を持っている人からもらう場合は、上の図のように切ります。

4. 苗を植えつける

10月が植えつけの適期です。このころは、イチゴが、実をならすもとになる花芽を準備する時期に当たります。土をよく湿らせておき、ランナーを土の中にうめます。こうすると、苗が安定し、また、果実のつく向きがわかります。
芽の中心(生長点)は果実ができる部分なので、完全に地上に出し、方向をそろえます。こうしておくと、後で収穫するときにとりやすいからです。日当たりが良いほど実のつきがよいので、南側に向けると良いでしょう。苗と苗の間は、15cm程度あけます。

5. 下葉をとる

植えつけ時期についていた下葉は枯れて、新葉が大きくひらいてきます。下葉は、病菌がついていたり、アブラムシ、ダニなどがつきやすいので、早めに取り除きます。

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