上手な作り方
作品をカットする前に知っておきたいこと
カッターの刃は1~2目盛り出して使用するのが目安。
【OK!】
刃は紙に対して垂直に立てて、カッターを軽く引くようにカットする。
【NG!】
斜めに入れて切ると切り口がごわついたり精度が落ちるのでNG!



作品の作り方
①型紙をお好みの大きさにコピーして、カットする紙と一緒にホッチキスで数カ所留める。
②図案の入り組んだところや、不安定な部分にも、無理のない範囲で留めておくと作業しやすくなる。
③紙を回しながらカットしていくので、紙の隅を折っておくと、回しやすい。
④図案の内側の目や鼻などの細かい部分から先にカットを始める。後から細かい部分をカットするのはものすごく大変になる。




➄カットしたいところにぐるりと刃を入れたら、刃先で軽く押してカット部分を落とす。
⑥押しても取れない時は、裏面を見て切れていないところに刃を入れる。
⑦顔の内側をカットしたところ。
⑧細かい部分を切る時は、手の腹を机から離して、刃をいつもより垂直に立てると余計な部分を切らずにすむ。




⑨カッターの引く力で破れてしまいそうな時は、反対の手で押さえながらゆっくりカットする。
⑩丸く切り抜く部分は、ポンチを使うと便利。傷つけても大丈夫な木の板の上などで作業しましょう。
⑪顔などの細かい部分がカットできたら、次に細かい部分の順番でどんどんカットしていく。
⑫大きな曲線を切る時は、手を浮かせて、ゆっくり切っていく。




⑬図案全体の上下左右を残したまま、他の部分をカットし、最後に残した部分を切る。この時、切り残しが無いかよくチェックする。
⑭切った図案を取り外す時は、まだくっついている場合があるので、慎重に取り外す。
⑮図案が綺麗に切れたところ。



きれいに図案を切るコツ
鋭角部分は角からスタートさせる。
尖った部分は、行き過ぎるように余分にカットする。
まつげやシワの線を切る時は、根元から外側に向かってカットする。
細い切れ込みを入れたい時は、カーブの浅い方から刃を入れ、カーブの深い方に向かってカットする。




額装する場合
大きく残った余白部分に軽く糊付けし、全体を貼るのではなく、細かい部分を少し浮かすようにして貼ると、影が入り雰囲気が出る。
きれいに額装できたところ

