三並清継さん流の黒ニンニク
健康のために1日1個 甘味の強い黒ニンニク
ガンの予防や免疫力アップなどの効果があるといわれ、人気がある黒ニンニク。私も自分でつくって、毎日1個食べるのを目標にしています。
ニンニクを低温で加熱し続けてつくるのですが、炊飯器の保温機能を利用すれば簡単に自分でもつくれます。
ニンニクの鱗茎をまるごと使う人もいますが、でき方にムラがあるので、私はバラバラにしてつくっています。
保温中は強いにおいが出るので、炊飯器を納屋に置いています。連続で保温できない炊飯器の場合は、スイッチが切れるたびに入れ直します。
完成した黒ニンニクは皮をむくと真っ黒。糖度が高く、ドライフルーツのような甘さで少し酸味もあり、ねっとりしています。強いニンニク臭は感じられず、食べやすいです。
■監修=三並清継さん
みなみきよつぐ●家庭菜園歴17年。愛媛県新居浜市にある約1000m2の畑で農薬を使わない野菜づくりを楽しむ。家庭菜園を始めた頃は化学肥料を使っていたが、5年前から有機栽培に移行。有機栽培2年目にはボカシ肥料の施肥量を半分に減らし、3年目に畑の土壌酸度がph6前後で安定しているのを確認してから、作付けのたびに堆肥や石灰をすき込むことを中止。その後も徐々に使う堆肥や有機質肥料の量を減らしつつ、畑の草や緑肥作物を活かした野菜づくりを行い、病虫害の少ない畑でおいしい野菜づくりを実践中。
(病気や害虫が減って野菜が育てやすくなり、味のいい野菜が採れる三並流超減肥有機農法での野菜の育て方を紹介します。)
みなみきよつぐ●家庭菜園歴17年。愛媛県新居浜市にある約1000m2の畑で農薬を使わない野菜づくりを楽しむ。家庭菜園を始めた頃は化学肥料を使っていたが、5年前から有機栽培に移行。有機栽培2年目にはボカシ肥料の施肥量を半分に減らし、3年目に畑の土壌酸度がph6前後で安定しているのを確認してから、作付けのたびに堆肥や石灰をすき込むことを中止。その後も徐々に使う堆肥や有機質肥料の量を減らしつつ、畑の草や緑肥作物を活かした野菜づくりを行い、病虫害の少ない畑でおいしい野菜づくりを実践中。
(病気や害虫が減って野菜が育てやすくなり、味のいい野菜が採れる三並流超減肥有機農法での野菜の育て方を紹介します。)
鱗茎をバラバラに外して薄皮ごと使用。
ニンニクだけじゃない!おすすめの食材
ニンニク以外にも、黒ワケギ、黒ラッキョウ、黒タマネギなども炊飯器を利用して作ることができます!
つくり方
1. 材料をキッチンペーパーで包む
よく乾燥させたニンニクの鱗片をバラバラに外し、軽く両手で1杯すくい、キッチンペーパーで包む。ワケギ、ラッキョウ、小粒のタマネギもそれぞれ同様に包む。
2. 炊飯器に並べてスイッチオン
炊飯器の底にキッチンペーパーを2枚敷き、その上に包んだものを並べていき、最後に上をキッチンペーパー2枚で覆う。強いにおいが出ても問題ない場所で電源を入れ、保温する。