梅しごとの道具
まずはお試しで作るならプラスチック製などを利用し、本格的に作りたくなったらホーロー製やガラス製の道具をそろえていきましょう。
*漬けもの容器・保存容器
梅の保存食作りには丈夫で傷がつきにくく、梅の酸に強いものが適しています。色や匂い移りがしにくいことも重要です。
●ホーロー製
金属の表面にガラス質の釉薬を焼き付けたもの。酸や塩分に強く、丈夫で傷がつきにくい。長期保存する場合は別の容器に移すこと。
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●ガラス製(瓶)
果実酒作りだけでなく、おもしをかけない梅干し作りなどでも使える。大きな容器は重いので、取っ手が付いているものが便利。
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●陶器製
少量で漬ける場合や、漬け上がったものを保存するときに使う。表面がでこぼこしていたり、汁が染み込んで色や匂いが移りやすい素材は避ける。
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●プラスチック製
安価で軽くて扱いやすいが、傷がつきやすかったり、色や匂いが移りやすい難点もある。あまり長期間でない漬け込みや、保存に向く。
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●ボウル
大きさを変えて2~3個あると便利。プラスチック製やガラス製でもよいが、色の変化がわかりやすい、白いホーロー製がオススメ。
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●盆ざる
梅を洗って水をきるときや、梅を干すときに使用。ない場合は水きりはざるで、干すときは小さいすだれ(100円ショップなどで購入可)で代用できる。
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●ふきん
清潔なものを用意し、使用後はよく洗って天日で干すこと。
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●竹串
梅のヘタを取り除くのに使う。
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