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「ピーマン類」のタネ採りのやり方(家庭菜園)

「ピーマン類」のタネ採りのやり方(家庭菜園)

おいしい野菜を収穫しながら、良質なタネも採って残したい!そんなちょっと欲張りな家庭菜園を成功させるためには、野菜ごとにコツがあります。ご紹介するピーマン類は熱帯植物で湿気が苦手!風通しと水はけをよくしてタネも野菜もしっかり採りましょう。

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目指せ!ピーマンのタネ採り名人【ピーマン類のタネを採るまで】

①栽培開始の1か月前、“ネギ鞍つき”を用意する

栽培開始の1か月前、“ネギ鞍つき”(下参照)をつくる。ネギと一緒に植えることで生長促進、病気予防の効果がある。
ドーム状に土を盛り上げることで排水性が高まり、地温も上がる。

◆“ネギ鞍つき”のつくり方
ひと握りの完熟堆肥(50~100g)を深さ20cmほどの穴に埋め、その上に10cmほどの高さのドーム状に土を盛り上げ、ネギを1~2本植えておく。ネギの根に共生する微生物の働きによって、消毒効果があり、土の団粒化が促進される。

▲植えつけ時は、ネギをいったん抜いて、ピーマンの苗と一緒に植える。

②1条植えで風通しをよくする

ピーマンは、湿気が大敵。とくに採種株は風通しをよくするために株間50~60cmの1条植えにする。
また、ピーマンは中南米原産の熱帯性植物であり、地温15度以下で植えると寒くてダメージを受ける。
最低気温が17度以上になってから、垂直に立てた支柱の南側に植える。

▲植えつけ後は地温を下げないよう、株元を刈り草で覆わず、土を出しておく。梅雨が明けたら株元も刈り草を敷き、湿度と地温を安定させる。

*2種のストチュウ水で優良な実を育てる

1週間から10日、雨が降らなかったら、夕方にストチュウ水を葉の上から夕立のようにたっぷりかける。草勢が復活し、病気予防にも効果的。
8月上旬、採種果をつけたら“カル酢”入りストチュウ水に切り替え、1週間に1度シャワーのように葉面散布する。
土が湿っているときでも、これによって代謝が促進されてシャキッと元気になる。
また、“カル酢”によって、カルシウム不足による採種果の尻腐れを予防できる。

【ストチュウ水のつくり方】
●材料:醸造酢、焼酎、木酢液(竹酢液でもOK)を各7ml(ペットボトルのキャップ1杯ずつ)
●つくり方・使い方:それぞれ同量ずつ混ぜたものを原液とし、7Lの水(約300倍)で希釈して野菜に散布する。
※焼酎は、安価なアルコール度数20度のものより25度がおすすめ。

【スペシャルバージョン!“カル酢”入りストチュウ水】
●材料:卵の殻(1個分)、醸造酢(100~150ml)
●つくり方・使い方:容器に細かく砕いた卵の殻と醸造酢を入れ、一晩置けば“カル酢”のできあがり。ストチュウ水に混ぜて使う。水7Lに対してストチュウ水の原液をペットボトルのキャップ2杯(1杯は7ml)、カル酢を同キャップ1杯混ぜて使う。
※カル酢はジョウロのハス口が詰まるのを防ぐため、使う前に茶こしなどでこして使う。

▲原液をつくっておくと便利

③8月上旬、採種果を決める

枝張りがよく、病虫害の出ていない、生育旺盛な株を選び、太い枝が続いたところについた実を採種果にする。
ピーマンの採種は難易度が高めなので、保険として2~3株用意するといい。
開花から2週間、採種果以外の花や実は全部取って、“1枝1果“で全集中させる。3週目以降は、ひとまわり小さい実を若採り収穫していく。

▲これは「伏見甘長とうがらし」。採種果のつけ根には毛糸を結んで目印にする。

④完熟果を収穫し、1週間追熟

開花から60日後、採種果が赤やオレンジ色に完熟したら採る。
午前中は水分が多く、カビが生えやすいのでなるべく晴天続きの夕方に採る。
採った採種果はザルに入れて1週間、風通しのいい日陰に置いて追熟させる。

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