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育苗アイデア!冬から始める「夏野菜の徒長を防ぐワザ」とは

育苗アイデア!冬から始める「夏野菜の徒長を防ぐワザ」とは

夏野菜の苗づくりが、早いところでは1月から始まると思います。苗半作。ガッシリとしたいい苗をつくれば、収穫は約束されたようなもの。苗を徒長させないために、育苗のポイントを押さえていい育苗にのぞみましょう。

perm_media 《画像ギャラリー》育苗アイデア!冬から始める「夏野菜の徒長を防ぐワザ」とはの画像をチェック! navigate_next

03 株元の土を押さえて移植終了。ポットをトレーに並べます。

04 トレーは底面給水式で、水やりの手間が省けます。ドームカバーをかぶせて窓辺に置いて育苗を続けます。

【+α】
日照不足をLEDライトで補う、水やりもぬるめの水を使う

大阪府の菜園家、辻伸幸さんが実践している苗づくりのアイデアです。辻さんは自宅の室内縁側に育苗棚を置いて野菜の苗を育てています。ただ、日照が思うほどに得られず、また、夜間には室温がかなり下がることもあり、苗づくりに最適とはいえない環境です。
辻さんは、電気ヒーター式の育苗器とペット用の電熱マットで発芽温度や生育温度を確保し、また、日照を補うためにLEDの植物生育ライトを利用しています。

ライトは育苗棚にクリップで取り付けるタイプで、コンセントの間に“スマートプラグ”をかませて、日の出から日没の間だけ点灯するようにタイマーセットしています。
また、辻さんは水やりの際、ちょっとぬるめの水を与えています。土と根を冷やさないための配慮です。

こちらは辻さんにならって編集部で組み立てた育苗棚。今シーズンの育苗で利用予定です。

クリップタイプの植物生育用の簡易ライトが4000円くらいで市販されています。

スマートプラグのタイマー機能を利用すると、スイッチのオンオフの手間が省けて便利です。

復活ワザ「深植え&胚軸切断で徒長苗を救おう!」

徒長してもリカバーできる、簡単なのは深植え

徒長はさせないに限りますが、うっかり徒長させてしまったら、まず、タネをまき直すことをおすすめします。
夏野菜は気温が上がっていく時期に育てますから、スタートが少々遅れても栽培中に追いつきます。

また、貴重なタネで、まき直しが効かないような場合には、ここで紹介する①深植え鉢上げと②胚軸切断挿し木を試してみてください。

編集部の実験栽培ではほぼリカバーに成功しています。簡単なのは深植え鉢上げですが、胚軸切断挿し木は、病気や害虫に強くなるメリットもあり、また、このテクニックを覚えれば間引き苗を再利用することもできます。ぜひ試してみてください。

1 深植え鉢上げ

01 徒長してしまった苗は、双葉の位置まで胚軸を埋めてポットに移植します。

02 移植後はすぐに強い光に当てません。遮光ネットをかけて木漏れ日程度の光で養生します。

2 胚軸切断挿し木

01 移植先の育苗ポットに水を与え、あらかじめ日に当てて温めておきます。

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