監修:小笹順子さん
こささじゅんこ・菜園歴28年。茨城県水戸市の自宅裏庭につくった約150坪の畑で年間50種類以上の野菜を有機・無農薬で栽培。もともとは義母・賀子さんのアドバイスを受けながら二人三脚で始めた家庭菜園だが、今は順子さんがメイン。理科の免許を持つ元教員で、好奇心と家族のよろこぶ顔を原動力にチャレンジを繰り返しながら野菜づくりを楽しんでいる。
葉トウガラシの佃煮
柚子胡椒をつくるときと霜が降りる頃の2回つくります。青トウガラシの葉が少ないときは、万願寺トウガラシやピーマンの葉も利用します。
枝から葉をちぎり、よく洗い、ザクサク切っておきます。辛味用の赤トウガラシと彩り用の赤い万願寺トウガラシは小口切りにします。
出汁醤油と砂糖を鍋で沸騰させて、水切りした葉とトウガラシを豪快に入れて煮ます。我が家の味は少し甘めです。
汁気がなくなったら味を調えてできあがり。
霜が降りる頃の葉は味に若さがなくなるので、ゴマ油を入れて仕上げます。
1. 鍋に材料を入れたら汁気がなくなるまで煮詰める。
2. トウガラシの葉をちぎって使う。
3. 葉トウガラシの佃煮が完成。
フルーツソースの作り方
我が家では美味しくて健康にいいので、手づくりヨーグルトを10年以上食べています。フルーツソースとリンゴやバナナ、季節の果物を入れて食べるのが定番です。
畑で採れるウメやイチゴ、ラズベリー、ブラックベリー、キウイフルーツ、ブルーベリー、ル バーブなどを使い、ほぼ1年間手づくりフルーツソースを楽しんでいます。一度に多くの量が採れないものは採れたときに冷凍してためておき、ある程度たまったらソースをつくります。基本的には素材の甘さを活かす程度の砂糖を加えます。
●ルバーブソースの作り方
茎を5~6本収穫して、よく洗い、2~3cmの長さにザクザク切ります。鍋にほんの少しの水と砂糖を加えて煮るとすぐに出来上がり。
「ルバーブの茎を使ったソースは酸味がさわやか!」
「冷凍ラズベリー。」
「ヨーグルトに入れて食べると絶品!」