<1>ちがう種類の樹木を配植する
同じ落葉樹でも紅葉の色のちがう樹木を配植すると、よりいっそうお庭を楽しめることになります。
写真は、奥がヤマモミジ、手前にノムラモミジ、その下にショウジョウモミジ。このように、紅葉の時期が同じになることも大切です。
<2>残したいものはそのままで
ガーデンリフォームの際、庭石や構造物などで解体・撤去費用がかかるものは、残した方がよいでしょう。
写真の例では、もともとあった庭石が容易に動かせないので、ウッドデッキにかませています。
<3>植栽のしかたでお庭のイメージが変わる
お庭は、どこから見ても美しくなるように植栽を考え、ひとつの絵になるように工夫することが大切です。植栽の置き方しだいで、お庭の見え方は大きく変わってきます。
写真の樹木はヒメシャラ、キッチンドアから見た状態。
<4>廃材をじょうずに再利用しよう
ガーデンのリフォームの際、瓦や石臼など既存のもので使えるものは再利用するとよいでしょう。
写真の例では、使わなくなった石臼をリサイクルしています。古くても、非常に趣のあるものです。
<5>北側には日陰でも育つ植物を
お家の北側は日当たりが悪く、植物が育ちにくいものですが、日陰でもよく育つ植物を選べばだいじょうぶです。
写真の例では、裏庭(北側)の和風庭園に、紅花シャリンバイ、ホトトギス、シャガなどの山野草を植えています。
<6>落葉樹で四季の移り変わりを感じよう
植物を育てていて、四季の変化が一番感じられるのは、やはり秋―紅葉の季節でしょう。
紅葉といえばモミジが代表的ですが、もっと身近な雑木にも、紅葉を楽しめるものがあります。写真はよく使われるヤマボウシです。上は紅葉していない開花期のヤマボウシ、下は紅葉した、とてもきれいなヤマボウシ。1本植えてあるだけで、四季の移り変わりが感じられます。
このほか、ナナカマド、カエデ、メグスリノキなどもおすすめです。