数種類野菜を育てる
一坪はおよそ3.3平方メートル、畳2畳分のスペースがあります。
一坪の中には、中央に40cmの通路を入れて、およそ幅70cm、長さ180cmの畝が2本つくれます。トマトであれば、このスペースで16株育てることができますが、4株くらいあれば1家族で十分な量ができるでしょう。
一坪菜園では、色々な野菜を楽しめるよう数種類植えましょう。
また、野菜を数種類育てることは、病害虫のリスクを分散します。病害虫の被害が出た場合、同じ野菜だと被害が拡大して全滅することがあります。しかし、数種類育てていれば被害を受けた、1種類の野菜が全滅しても、ほかの野菜は被害を免れることができます。
日当たりをよくする
一坪菜園で野菜を育てるためには、はじめに栽培スペースの環境を知っておくことが大切です。多くの野菜は日当たりのよい場所を好みます。このため、一坪のスペースに効率よく日が当たるように、植えつける野菜の高さや葉の広がりを考えます。
基本的に畝は南北につくり、全体に日が当たるようにします。北側に草丈の高い野菜を植え、南側は低い野菜を植えるとさらによいでしょう。
また、東側の畝は、西側の畝の日当たりをよくするために、背丈の低い野菜を選びましょう。
東西に畝をつくる場合は、北側の畝には日が当たらないので、北側の畝に草丈の高い野菜を、南側の畝に低い野菜を植えます。
畝は2本つくる
1坪=畳2畳分の中にはおよそ幅70cm、長さ180cmの畝2本をつくることができる。基本的に南北方向に畝をつくる。
日当たりを考える
南北につくった畝は、草丈の高いものを北側に、南側に低いものを植え、すべての野菜に光が当たるようにする。また、東側の畝は草丈の低い野菜にするとさらによい。
一坪でできる野菜作り 栽培レシピ
基本を理解したら、さっそく野菜作りに取り掛かりましょう!
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