MENU
ぬくもりは、ハンドメイドや手作り実用書の出版社「ブティック社」のレシピを厳選して無料で公開しています。折り紙、工作、刺繍、パッチワーク、家庭菜園、園芸、DIYなど多ジャンルで展開中です。
庭づくりのアイデア!プロが教える「目隠し」の作り方

庭づくりのアイデア!プロが教える「目隠し」の作り方

すぐに使える実用的な庭づくりのアイデアをご紹介します!目隠しには、塀・フェンス・竹垣などいろいろなものが考えられますが、ここでは分かりやすくコツやポイントを解説します。

perm_media 《画像ギャラリー》庭づくりのアイデア!プロが教える「目隠し」の作り方の画像をチェック! navigate_next

本当に良い目隠しとは「上を隠し、下をあける」

理想的な目隠しは、上を隠し、下をあけるのがポイントです。
竹垣で目隠しをする場合、上部を御簾垣のような遮蔽垣に、下部は四つ目垣風に施工すると、上部で外部からの視線をカットでき、下部は風が通るため植物もよく育ち、人の気配もわかります。高温多湿の日本では、特に効果的です。

逆に、上から下まで遮蔽した場合は、閉鎖的で圧迫感があり、人の気配もわからず、日照や風がないため、ジメジメとしがちで、植物もよく育ちません。

これから目隠しのフェンスをつくられる場合は、この点に注意されるとよいでしょう。

目隠し(外部の視線から目隠しする)

*縦使いのフェンスで目隠し&風通しを両立

フェンス材を縦使いにすると、風通しも良くなり、目隠し効果もあります。風通しの良いフェンスは、人の生活にも植物の環境にも効果的です。

▲少し角度をつけて見ると、内部はまったくのぞけません。

▲正面から見ると、内部の様子が垣間見えます。

*2本のヒメシャラでさりげなく目隠し

道路と家の間が狭い場所の例。樹木(ヒメシャラ)を2本植えるだけでも、十分な目隠しになります。道路側から見ても、とてもやわらかい雰囲気に。樹木が大きくなっても、別に問題はありません。ヒメシャラは、初夏に白くて小さなかわいい一重の花が咲き、秋には紅葉します。

★一重(ひとえ)
植物の種ごとに決まっている花弁の数が、本来の数であるもの。基本数より多くなっているのを八重という。
道路と家の間が狭い場所の例。樹木(ヒメシャラ)を2本植えるだけでも、十分な目隠しになります。道路側から見ても、とてもやわらかい雰囲気に。樹木が大きくなっても、別に問題はありません。ヒメシャラは、初夏に白くて小さなかわいい一重の花が咲き、秋には紅葉します。

*見通しの悪い植栽は逆効果

植物はいろいろな良い効果もある反面、マイナス面もありますので、要注意です。見通しが悪くなることで、防犯上も良くなく、風通し・日当たりなども悪くなります。植栽は伸びすぎる前にメンテナンスを!

▲剪定してスッキリ。見通し・風通しも良くなりました。

▲のびすぎた植栽は、防犯上も衛生上も良くありません。

*感じの良い物置で目隠し

お隣との目隠しでフェンスを高くすると、問題が生じる場合があります。そんな場合は、見た感じの良い物置などを設置するとよいでしょう。目隠し兼物置というふうにすると、お互いの感情を尊重しながら、効果的に目隠しできます。

▲物置で目隠しした例。

▲ベンチ兼フェンスで目隠しした例。

* フェンスと植物でじょうずに目隠し

窓を目隠しする場合は、窓の前に縦貼りのウッドフェンスをつくり、手前に樹木や草花を植えて、かわいらしく仕上げるのがベターです。道行く人の視線は植物にいくので、ごく自然に目隠しできます。

*樹木とウッドフェンスで涼しげに目隠し

リビング前にウッドデッキをつくる場合、ウッドフェンスや樹木でさりげなく目隠しするとよいでしょう。特に、樹木は木陰をつくってくれるので、夏場の暑い日ざしをやわらげてくれる効果もあります。

▲目隠しはリビングからの目線に合わせて。

▲やや狭いお庭(幅1.2 m)の例。ワンちゃんが遊べるように、ウッドデッキとフェンスを施工。そして、奥にプライベートのスペースをつくり、外でワンちゃんと遊べるスペースを確保。メインの樹木はアラカシ。横貼りのウッドフェンスとともに、リビングの格好な目隠しに。

*ちょっとした気づかいでおしゃれに

マンホールのフタ、排水溝、メーター器など、家のまわりには、美観上隠したいけれど、ふさいではいけないものがいっぱいあります。でも、ちょっとした工夫で、おしゃれに隠すことができます。工事の時に出た端材や既存の材料を再利用すれば、コストもかかりません。

▲玄関横の花台。マンホールのフタが露出しています。

▲ウッドデッキをつくった時の端材でフタをしてみました。石貼り工事の時の端材なども使えます。

*見たくないものは隠す

マンホール、排水マスなどは、美観を考えると隠しておきたいものですが、完全に埋めてしまってはいけないものです。そこで、砂利などを上から敷いて隠すとよいでしょう。検針の時にもかんたんに取り除けるので安心です。

▲アプローチにレンガを敷き、排水マスのところはレンガを敷かず、レンガチップで隠しました。デザインの一部にもなっています。

美観上見たくないものはじょうずに隠す

*無機質な物置はじょうずに隠す

よく見かけるスチール製の無機質な物置。写真の例では、ウッドフェンスを施工し、同じ素材で物置を覆うことで、じょうずに隠しました。

このように意匠上有効な仕上げを施すことを「化粧する」ともいいます。素材はメンテナンスフリーのアイアンウッド(鉄のように硬い木材)です。扉も同素材でつくり、フェンス・物置・扉と一体化したお庭になりました。ウッドフェンス上部にダウンライト(天井から下方を照らす照明器具)をつけたので、夜でも作業ができます。

★ダウンライト
天井から下方を照らす照明器具。

*樹木とウッドフェンスで涼しげに目隠し

ガスのメーター器やエアコン室外機などは、点検や検針のため、覆ってしまってはいけませんが、お庭の美観上は、どうしても見たくないものです。しかし、ガスのメーター器やエアコン室外機などを移動するには、別途工事費用がかかります。写真の例では、ガスのメーター器をアイアンウッドで覆いました。下部に扉をつけているので、点検や検針の時もだいじょうぶです。このように工夫することにより、ムダな工事費用が発生しません。

▲施工前はガスのメーター器がむき出しでした。

▲施工後はアイアンウッドでメーター器を覆い、下部に扉を設置。アイアンウッド=三樂「タイネンアイアンウッド」

*室外機はさりげなく隠して花台に利用する

エアコンの室外機など見せたくないものは、適度に隠してお庭のデザインの中に取り込むとよいでしょう。エアコンの室外機を利用して花台をつくれば、いっそうガーデニングを楽しむことができます。ウッドデッキやフェンスの端材でエアコン室外機カバーをつくると一石二鳥です。

▲ウッドデッキの端材でつくった室外機カバー。同じ素材なので、デッキとよく調和します。

* コンクリートの基礎は隠して有効利用する

フェンスや柱などのコンクリート基礎(土台)は構造上必要なものですが、むき出しになっていると、お庭の美観を損ないます。写真の例では、ラティス(斜め格子)フェンスを施工した業者が見た目を無視して工事したらしく、コンクリート基礎がむき出しで、花壇をつくることもできませんでした。そこで、上にアイアンウッドを貼って花台として利用できるようにし、まわりを花壇にしました。LEDライトを取り付けたので、夜もお庭を楽しめます。

▲施工前はコンクリート基礎がむき出しで、花壇をつくることもできませんでした。

▲施工後はアイアンウッドを貼って花台にし、まわりを花壇にしました。LEDライトで夜もお庭を楽しめます。
※LEDライト=タカショー「ポールライト」アイアンウッド=三樂「タイネンアイアンウッド」

庭づくりのアイデアについてもっと知りたい方におすすめ!

「改訂版庭づくりのアイデア&実例」では、今回紹介したもの以外にもたくさんの庭づくりのアイデアをわかりやすく丁寧に紹介しております。

この記事のライター
関連記事
誰もがあこがれる緑ゆたかな芝生の庭。でも、雑草とりが大変な上、鉢花やコンテナを置いた部分の芝が枯れたり、メンテナンスの手間が結構かかるものです。そんな方におすすめなのが、真砂土舗装材。歩いても土のような感触で、固まっているので、雨が降っても汚れません。
更新: 2021-04-19 12:00:00
洋風・和風を問わず、お庭でよく使われる塗り壁。施工直後は美しいのですが、時間の経過とともに汚れが付着し、洗っても完全にきれいにはなりません。風合いとしてとらえることもできますが、汚れがどうしても気になる場合は、塗り替えてリフォームするとよいでしょう。
更新: 2021-03-25 09:25:21
あこがれの芝生の庭。フカフカの芝生の上で、裸足でかけまわる子供たち。少し手間はかかりますが、下地からキチンとつくれば、夢ではありません。家族みんなで協力して、フカフカの芝庭をつくりましょう。
更新: 2021-02-09 12:00:00
庭づくりをするときに知っておくと便利な情報を厳選してご紹介!ここでは、シンボルツリー(主木:しゅぼく)について解説します。1本のメインの木があるだけで、庭全体をナチュラルな雰囲気に演出できると人気があります。
更新: 2021-02-02 12:00:00
おうち時間が増えた今、自宅の庭をもっと素敵な楽しい空間にしませんか?和風の庭といっても、現代ではスタイリッシュな印象の和モダンや、和洋の異なる魅力を合わせた和洋折衷の庭など、テイストも色々です。具体的な施工例の写真とともに解説していきます。
更新: 2020-12-19 12:00:00
最新記事
英語で「Edible=食べられる)」と「Flower=花」と書く、食用のお花を育ててみましょう!おしゃれで可愛いエディブルフラワーは、食卓を華やかに彩ってくれます。口に入れる物なので、農薬を使わずに育てるのがポイントです。
50views 園芸
更新: 2021-05-17 12:00:00
「がま口」というとお財布のイメージがありますが、デジカメ入れとしてもちょうど良いんです!ここでは、水玉のプリント地で、便利なストラップ付きのレシピをご紹介します。カメラを守るために、キルト芯を挟んでしっかりとした仕上げになっています♪
206views 布小物
更新: 2021-05-16 12:00:00
袋布(ふくろぬの)は、切りポケット(表地に切り込みを入れて作ったポケット)などで内側に付けられた、袋状の布のことをいいます。厚すぎないしっかりとした布地で作られることが多いです。ここでは、作り方について。画像付きで解説していきます。
更新: 2021-05-16 11:50:00
動きやすくてキュートな、ショートパンツ型のブルマ!ここでは、リボン柄のニット地が大人っぽく、脇のリボンがかわいい、およばれのシーンにもぴったりな作品のレシピをご紹介します。出産祝いのプレゼントにも良いですね!
更新: 2021-05-15 12:00:00
指先運動にもなる「折り紙手芸」のレシピ。ここでは、ふんわりしたスカートがかわいいドレス人形を紹介します。一見難しそうですが、手順通りに丁寧に進めていけば、大丈夫!好きな色のパーツを使ってアレンジしてみても良いですね♪
更新: 2021-05-14 12:00:00

ぬくもりのイチオシ!

orgami disney_banner

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt

楽しい!手芸の本がいっぱい!

get_app
ダウンロードする
キャンセル