ビワを家庭で育てて収穫しましょう!ビワは長崎県産(長崎早生)や千葉県産(茂木)が有名です。瑞々しく甘みもあり、1つで十分な食べ応えがあります。ここでは、おすすめの品種、栽培カレンダー、育てるうえでの重要ポイントについて解説していきます。
perm_media
《画像ギャラリー》「ビワ」の育て方・栽培のコツ(果物/家庭菜園)の画像をチェック!
navigate_next
3. 袋がけ 3月中旬~4月中旬
摘果後は、果実を病害虫や風などの傷から守るために袋がけをします。果実袋はホームセンターなどで市販されているものを使います。
01 果実を守るために市販の果実袋を1果ずつかける。
02 残りの果実にもかけ、付属の針金でしっかりととめる。果実が小さな品種はまとめてかぶせてもよい。
4. 収穫 5月中旬~6月
果実が全体に色づいたものから順に収穫します。軸の部分を持ち上げると簡単に収穫できます。
01 果実袋を取り、全体に色づいたか確認する。色づきが浅いものは再び袋がけをする。
02 軸をつまんで軽く持ち上げるようにする収穫する。
★ポイント「寒さでできるハチマキ果」!
冬の寒さでついた小さな傷が、果実が大きくなって目立つと「はちまき」のような模様ができます。この状態の果実を「ハチマキ果」といいます。見た目は悪いですが、食べることはできます。ハチマキ果の原因は冬の寒さでできた小さな傷。
5. 剪定 9月
大きくなりやすいので、木が小さなうちから広がりを抑えます。また、果実は枝の先端につくのですべての枝を切り詰めないようにします。
01 高さや広がりを抑えるために長く伸びる枝を切り詰める。コンパクトにしたい場合は何本かの枝をまとめて切る
02 勢いよく長く伸びる枝や混み合った部分、枯れた枝など不要な枝はつけ根から切る。
03 つけ根に葉がない古い枝は、つけ根から切って新しい枝を生かす。
*剪定の手順
01 高さや広がりを抑える
高さや広がりを抑えるためには、枝分かれした部分のつけ根から切り取ります。枝の途中で切ってしまうと切った部分から枯れることもあります。
02 不要な枝を間引く
勢いよく長く伸びる枝や枯れ枝、細く弱々しい枝、混み合った部分など不要な枝を切って風通しと日当たりをよくします。木の形を乱す枝を整理して、この段階である程度木の形をつくります。
03 古い枝を切る
葉は枝の先端につきやすく、古くなると枝のつけ根に葉が少なくなってきます。近くに若い枝があるなら、つけ根から切って新しい枝と交代します。新しい枝がなければ、20㎝ほど残して切ります。
*果実ができる位置
花芽は枝の先端につくが、剪定時には花芽と葉芽の区別はつかない。このため、太くて短い枝は残し、切り詰めないようにする。
この記事のライター
関連記事
ニラとの混植は、ナスの土壌病害対策になります。ニラの根に共生する拮抗菌が抗生物質を出し、ナスをおかす土壌病原菌を抑える働きをするからです。深刻な連作障害であるナスの青枯病の予防も可能です。
更新: 2023-09-19 10:42:00
鉢植えがおすすめの「バラ」を11種ご紹介。品種を選ぶ際は好みの色や形はもちろん大切ですが、育てる場所や目的、仕立て方に適しているかも重要です。ぜひ本記事を参考に、庭やベランダなど、育てたい環境にぴったりのバラを見つけてください!
更新: 2023-09-12 12:00:00
家庭菜園の役立つ情報をお届け!ここでは、人間の生活に利益をもたらす虫、「益虫」を味方につけて野菜を守る方法を解説します。一例として、オクラ、トウモロコシ、ニンジン、エンドウについて、それぞれが役立つ理由もご紹介します。
更新: 2023-09-03 12:00:00
ハーブを栽培していると直面しやすい疑問やトラブル。例えば、料理に向く、クラフトに向く、長く収穫するコツなど、わかりやすいQ&A方式で紹介します。困ったことは、ここでかんたんに解決できるかもしれません。
更新: 2023-08-25 12:00:00
カモミールは、別名を「カモマイル、カミツレ」といい、「大地のリンゴ」と呼ばれる香り豊かで可憐なハーブです。春まき1年草(宿根草もあり)で、ハーブティーや入浴剤などに利用できます。1年草・宿根草どちらもよく茂った苗を選ぶのがおすすめです!
更新: 2023-08-22 12:00:00
最新記事
簡単におしゃれなヘアアレンジができる流行のデフトバン。長方形のパーツを縫い合わせてワイヤーを通せばできあがります。シンプルだけどおしゃれな、ハギレを使ったおすすめレシピです!
更新: 2023-09-22 12:00:00
食卓が華やぐマットとコースターのセット。ドレスデンプレートの花モチーフ6枚と周囲のスカラップモチーフを合わせ、隙間の形まで楽しみます。花芯は刺しゅうとフリンジで凝ったデザインに。
更新: 2023-09-21 12:00:00
立体でかわいいシルエットのケース。ふたを開けると、ナゲットがたっぷりつまっているよ。ナゲットは黄色やオレンジの折り紙で作るとおいしそう!おままごとにもぴったりなので、ぜひナゲットとケースをセットで作って遊んでみてくださいね。
更新: 2023-09-20 12:00:00
縫いやすさと上質な仕上がりでいまアツイ手芸の素材が「畳へり」です。かわいい柄の豊富さもポイント!ご紹介するのはペンケースですが、かぎ針入れにもぴったり。ファスナーの色で遊んでみるのもおすすめです!
更新: 2023-09-19 12:00:00
ニラとの混植は、ナスの土壌病害対策になります。ニラの根に共生する拮抗菌が抗生物質を出し、ナスをおかす土壌病原菌を抑える働きをするからです。深刻な連作障害であるナスの青枯病の予防も可能です。
更新: 2023-09-19 10:42:00