出穂は4月下旬頃。緑色だった穂が茶色く枯れてきたら収穫のタイミング。
熟したものは首が折れるように穂が下を向く。
収穫したオオムギで香ばしいムギ茶をつくる!
収穫量が少なくてもムギ茶なら手軽にできる
6月に収穫したオオムギはそのままなら、翌年のタネになりますが、焙煎のひと手間をかければ、香ばしくておいしいムギ茶がつくれます。
製粉するよりも簡単で、収穫量が少なくても手軽に楽しめるので、おすすめです。
焙煎したオオムギは湿気ないように乾燥材などを入れてジッパー付き袋などで保存しておくといいでしょう。煮出すときに好みでオオムギの量を変えると、ムギ茶の濃さを調整できます。
目安:オオムギ30g、水1L
自分で焙煎したムギ茶の色は市販のものに比べると薄めだが、香ばしくておいしい!
ムギ茶になるまで
①オオムギを洗って乾燥させる
脱穀したオオムギをボウルに入れ、水を注ぐとごみや実が詰まっていないムギが浮くので取り除く。ザルに上げて水を切り、広げて乾かす。
②オオムギを焙煎する
乾いたオオムギを土鍋で焙煎する。土鍋にオオムギを入れて火をつけ、フタをして中までじっくり火を通す。土鍋のフタを開けて、木べらなどで混ぜながら中火~強火で20~30分焦がさないように煎る。フライパンで煎ると外側だけ焦げて中まで火が通らないことがあり、少々難しいので土鍋を使うのがおすすめ。香ばしい香りがして、色もムラなく茶色に色づいたら焙煎終了。
③水を加えて弱火で煮出す
水と一緒に入れて、煮出すとムギ茶になる。好みでムギの量を変えるといいが、だいたい1Lの水に30gが目安。
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