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観葉植物と日常に関するよくある質問

観葉植物と日常に関するよくある質問

グリーンインテリアに実際に寄せられるよくある質問をF.A.Q.としてここにまとめました。植物の様子を観察していて、なにか異変に気がついたときはここを参考にしてみてください!

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目次

Q:葉っぱがベタベタしているのですが・・・?

Answer

カイガラムシという虫が付着している可能性があります。茶色く硬い殻に覆われたダンゴムシのような形状や、白い綿状の形状などさまざまです。
観葉植物に付く虫の中でも多く見られるのがこの虫。葉裏や枝の間など見つけづらい場所に潜み、ベタベタした排泄物を落とします。

歯ブラシなどを使いこすり落とし、取り切れない場合はスプレータイプの専用薬剤を使用します。
土に撒いて防除できる粒剤タイプの薬剤を使用すると再発防止になります。

Q:葉っぱの先が茶色くなります

Answer

ヤシ類やドラセナ類などに見られることが多い現象で、空気の乾燥や水不足が原因です。水やりの頻度を上げたり、こまめな霧吹きを行いましょう。

また、真夏の強い日射しやエアコンの風が当たっている場合もありますので、太陽や風の当たり具合も再度確認しましょう。
茶色くなってしまった部分は、ハサミを斜めに当てて剪定します。

Q:葉っぱの色が薄く抜けているような感じがする

Answer

ハダニの可能性が考えられます。ハダニは葉裏に寄生して養分を吸います。吸われた部分の葉緑素が抜け、葉全体が白っぽく見えてきます。
ハダニは目に見えづらいのですが、葉を触るとちりのような感じでざらっとし指に茶色いすすのようなものが付きます。

ハダニは増えるのが早いので、見つけたらすぐに株全体を水洗いし拭きあげ、霧吹きタイプの薬剤で駆除します。薬剤は何度か繰り返し使うと効果的です。

Q:鉢の周りに小さな虫が沢山飛んでいます

Answer

土からコバエが発生している可能性があります。
コバエは土上2~3cmの層に潜んでいて、水分に反応してふ化し土上に出てきます。水やり後1~2分待つと土から出てきますので、園芸専用の殺虫剤を直接虫に散布します。
ない場合は蚊や蠅用のスプレー式殺虫剤でもOKです。その際、葉や幹から20cm以上離して行いましょう。

土に卵が残っていることも考えられるので、表土2~3cmを取り除き破棄します。少なくなった分は、観葉土や赤玉などを追加します。
湿度と栄養がある土から発生しやすいため、植え替え後に発生することも多いです。

予防は、土上にマルチングを継続的に乗せないことと、風通りを良くすることです。

Q:伸びすぎた枝葉は切っていいの?

Answer

剪定しましょう。定期的に古い枝や邪魔な枝を剪定してあげることで、新芽も出やすくなります。
剪定の適期は生育期の春と夏です。剪定は、「枯れ枝」「伸びすぎた枝」「混み合っている枝」を中心に行います。
全体の1/3程度の枝葉を残すイメージで剪定すると良いでしょう。

庭木と異なり、間違った枝を切っても時期を間違えなければ枯れることはありません。(ヤシ類は葉の根元を切る分には問題ありませんが、幹の先端に成長点があるので、幹を切ると枯れてしまうので気を付けましょう。)

Q:幹が傾いてきちゃったんですがどうすればいいでしょうか?

Answer

株が生長し頭が重くなったり、土が痩せて少なくなったりすると植物が傾いてしまうことがあります。春秋の植え替えの時期でしたら、植木鉢から根を出して、まっすぐにして植え替えをしましょう。鉢が小さいようでしたら植木鉢をひと回り大きくします。

植替えの時期でない場合は、支柱を使い誘因して補強したり、土を足して硬く締めなおしましょう。育ちすぎて葉の重みで傾いている場合は、生育期でしたら剪定も行いましょう。

Q:暗くて寒い玄関やトイレに植物って置けないの?

Answer

難しいです。「日照」「風どおり」「適切な温度」がないと、植物はうまく育たず、じきに枯れてしまいます。
どうしてもインテリアとして飾りたいという場合は、例えば来客時のみ、普段の明るい場所から移動するなどの運用をしたり、造花を使うのがお勧めです。

Q:ずっと同じサイズの植物が欲しい

Answer

植物は生き物なので、成長スピードの大小はありますが、少しずつ大きくなります。剪定をしながら、置きやすいサイズに調整して育てましょう。

Q:葉っぱが全部落ちてしまいました。まだ生きてますか?

Answer

葉がすべて落ちる場合は、原因として考えられるのが根傷みか水切れである可能性が高いです。幹を触り、硬くしなっていればまだ水が通っているので可能性があります。
逆に白くカサカサになっていたり、黒っぽく変色し柔らかくなっていると厳しい状態です。
枝先に新芽がきれいな黄緑色で残っているようでしたら心配いりません。

根痛みの場合は復活が難しいですが、水切れの場合はまた水やりを開始すれば新芽が吹いてくる場合も多いです。まずは幹の状態を観察し、状態を判断してみましょう。

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