布切りはさみの持ち方
上下どちらを反転して持っても使えるはさみと違い、大抵の布切りはさみは上下が決まっています。
持ち方は2通りあります。
小さい穴に親指、大きな穴に4本の指を入れる持ち方。
または大きな穴に3本指を入れ、人差し指を前のくぼみにかけて持つ持ち方です。
自分で実際にはさみを持ち使ってみて、安定する持ち方で持ちましょう。
左利き用の布切りはさみもあるので、利き手に合わせてはさみを選びましょう
布切りはさみの切り方
はさみの刃の先端、背の部分を机につけて切っていきます。
はさみを宙に浮かせて切るのはNG。小さな布などを切る場合は浮かせて切ることもありますが、それ以外は必ず机の上につけて滑らせながら切っていきます。
刃の真ん中あたりを使って切っていきます。
この時、刃はすべて閉じ切らずに刃の先端ギリギリまで閉じて真ん中あたりで切るを繰り返していきます。
すべて刃を閉じ切ってしまうと切りにくく、また切り口がカクカクとなってしまい段差ができてしまう原因になります。
左利きの方も同様です。
切りたい線に向かって前に立ち布切りはさみが自分の目の前になるようにして布地を裁断していきます。
はさみを持っている手とは反対の手で型紙や布地を抑えるようにして裁断しましょう。
洋服などの大きなパーツを机の上で裁断する場合は、布地を動かさずに自分が移動しながら裁断していきます。
移動せずに手首を動かしながら裁断していくと切りにくく切り口もガタガタになってしまいます。