すりおろしておけば変わらぬ辛さで保存可能
欧米ではローストビーフに添えられているホースラディッシュですが、ワサビやショウガの代用でいろいろな料理に使えます。私は釜揚げうどんを食べるときに使っています。
すりおろしたホースラディッシュに醤油を加えて混ぜ、瓶に入れて密閉保存しておくと、1~2か月は変わらぬ辛さで食べることができます。これをご飯の上にのせて食べます。
また、少しつくるのに手間がかかりますが、下記にレシピを紹介したホースラディッシュの粕漬けは絶品です。おつまみにもご飯のお供にもおすすめです。別容器につくっておいたイカの刺身の塩麹漬けを、食べるときに入れるとさらに美味です。
【recipe】ホースラディッシュの粕漬け
【材料】
酒粕500g、砂糖50g、みりん120ml、焼酎(25度)20ml、塩15g、ホースラディッシュ(主根をすりおろしたもの)70~90g、(側根を刻んだもの)50~60g、ダイコン葉(またはワサビ菜、カラシナ)1本分、ニンジン1本、辛味ダイコン1本、ゴボウ1本
【つくり方】
01.酒粕500gとみりん100ml、焼酎20mlを鍋に入れて40度前後で練り合わせる。温まったら早めに火を止めてよく練る。
02.01を密閉できる容器に入れてこたつの中で2日間熟成させる。これがポイント。
03.2日目、辛味ダイコン、ニンジン、ダイコン葉を塩水に漬ける。
04.3日目、酒粕床を鍋に移す。砂糖50g、塩15g、残りのみりん20mlを加えて弱火で練り合わせる。温まったらこげないように早めに火を止める。
05.ゴボウは湯がいて細くささがきにして鍋に加える。
06.ホースラディッシュの主根はすりおろし、側根は小さく刻んで鍋に入れる。
07.塩水に漬けた辛味ダイコン、ニンジン、ダイコン葉は強く絞り、小さく刻んで鍋に入れる。
08.全体をよく練り合わせて、密閉できる容器に入れて、粗熱が取れたら冷蔵庫で保存する。
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