シャキシャキ食感が良い「クウシンサイ(空心菜)」を家庭菜園で育てましょう!くせが無くあっさりした味わいなので、どんな料理にもピッタリ!土づくり、タネまき、植えつけ、メンテナンス、収穫、株の増やし方を、写真付きで丁寧に解説します。
perm_media
《画像ギャラリー》「クウシンサイ」の育て方・栽培のコツ(家庭菜園)の画像をチェック!
navigate_next
クウシンサイは高温を好む野菜ですが、乾燥が続くと弱ってきます。日照りが続くようであれば、水やりをするといいでしょう。
05 収穫
草丈が20cmくらいになった頃、タネまきから約45~60日で収穫できます。下のほうの葉を2~3枚残して、葉先からやわらかい部分を茎ごとハサミで切り採ります。摘めば摘むほどわき芽が伸びて茂ります。あまり大きく伸ばすと茎がかたくなるので、やわらかいうちにどんどん採りましょう。
ニンニク炒めやおひたし、サラダ、タマネギと一緒にかき揚げなどにしてもおいしいです。
収穫を終えた株を1株残しておくと10月すぎに白い花が咲き、タネをつけます。タネ採りも簡単にできます。
06 株を増やす
収穫が始まって2か月もすれば、収穫量が減ってきます。計画的に挿し木をしておくと、11月頃まで途切れずに長期収穫することができます。下のイラストのように茎を切って土に挿しておくだけで簡単に根付きます。
5月中旬に植えつけた株が採れるのが6月下旬~8月中旬。その茎を7月上旬に切って挿しておけば、7月下旬~9月中旬に採れます。その茎をまた8月中旬に挿しておけば、9月中旬~11月中旬まで採れるというわけです。
簡単に挿し木ができるのはメリットですが、気をつけなくてはいけないのが片付けです。管理機や耕うん機を使って株ごとすき込むと、その辺一帯クウシンサイ畑になってしまいます。収穫が終わった株は抜き取りましょう。
野菜作りにまつわる情報をもっと知りたい方におすすめ!
「野菜だより2023年7月夏号」では、今回紹介した野菜以外にもたくさんの家庭菜園の情報を、わかりやすく丁寧に紹介しております。
この記事のライター
関連記事
野菜のタネの性格を知って、栽培に活かす!野菜別のたねのまき方を解説!ここでは、ウリ科のキュウリ・ゴーヤ・カボチャ・ズッキーニ・スイカ・メロンについて説明します。
更新: 2025-03-27 12:00:00
自然の力を活かす! おいしい野菜づくり!これからの時期が種蒔きに適している「いんげん」。本葉が出るまでは鳥よけをするのがポイント!ここでは、明石農園で栽培している平サヤのツルありインゲンについて解説していきます。
更新: 2025-03-22 12:00:00
ネギ類をおいしく育てるための、タネのまき方をご紹介!今回は、長ネギ・葉ネギ・ニラ・タマネギについて、栽培カレンダーやタネまきのポイント、発芽後のポイントなどを分かりやすく解説しています。ぜひネギ類を育てる際の参考してください!
更新: 2025-02-28 23:06:49
“のら仕事”とは、“野を良く”し、多様な生物とともに作物がよく育つようにする仕事です。今回のテーマは「越冬野菜のメンテナンス」。冬の葉菜類ほか、ニンニクやタマネギ、エンドウ、イチゴなど厳寒期を春まで元気に乗り切らせるコツをお伝えします!
更新: 2025-01-21 12:00:00
編集部おすすめの品種「アップルスイカ」の栽培方法をご紹介いたします。手のひらサイズの超小玉スイカが空中にずらりと並びます。今年の夏の収穫に向けて是非、栽培してみてください。
更新: 2025-01-13 12:00:00
最新記事
春にぴったり!お部屋を彩る素敵な和のお飾り!濃紺の麻地にピンク系のちりめんでしだれ桜をアップリケしたタペストリーは、掛けるだけで、お部屋に春が訪れるような淡いピンク色がポイントです。
更新: 2025-04-01 12:00:00
ミックスカラーのデリカビーズを、ペヨーテステッチでロール状に編んだモチーフがポイント。ウッドビーズ、パールといった異素材を組み合わせ、カジュアルからフェミニンまで、コーデを選ばず使えるモダンなネックレスです。
更新: 2025-03-31 12:00:00
ローポリゴンデザイン(少ない多角形数で作成した3D風のデザイン)を使用して作成されたアクティビティブックです。 番号通りにシールを貼るだけで、美しい作品が完成するシールパズルブック。世界の美しい12カ所のランドマークの作品を完成させましょう。
更新: 2025-03-29 12:00:00
赤ちゃんには、お七夜、お宮参り、お食い初め、ハーフバースデーなど、たくさんのお祝いイベントがあります。そんな特別なセレモニーのときに使えるクラウンの作り方をご紹介いたします。
更新: 2025-03-28 12:00:00
野菜のタネの性格を知って、栽培に活かす!野菜別のたねのまき方を解説!ここでは、ウリ科のキュウリ・ゴーヤ・カボチャ・ズッキーニ・スイカ・メロンについて説明します。
更新: 2025-03-27 12:00:00