株を覆いつくすように花が咲く『ラブリー フェアリー』。
・クライミング[Cl]
つるバラ。「クライマー」とも呼ばれます。
テリハノイバラが起源のつる性系統にさまざまな交配がなされて誕生しました。
一季咲き、四季咲きがあり、細枝性で一季咲き種は「ランブラー」として区別されるほか、いろいろな系統があります。
『ツル. ミミ エデン』は人気品種の枝変わりタイプ。
・ミニチュア[Min]
ミニバラ、ミニチュアローズ。
鉢栽培によく利用される樹高50cm前後、花径2~5cmのコンパクトなバラの総称(本誌では「ミニバラ」と記載)。
やや大型のものは「パティオローズ」とも呼ばれます。
*イングリッシュローズ[ER]
イングリッシュローズは分類学上の系統名ではなく、英国の育種家デビッド・オースチンが作出した一連のバラの総称。
オールドローズの雰囲気や香りとモダンローズの四季咲き性と豊富な花色を兼ね備えているのが特徴。
イングリッシュローズの最高峰と称される『メアリー ローズ』。
バラの樹形
バラの樹形は、ブッシュ、シュラブ(半つる)、つるバラの3タイプに大きく分けられます。
品種を選ぶとき、樹の形や枝の張り方、株の大きさが重要なポイントになり、剪定方法なども変わってきます。
*ブッシュ
木立ち性・株立ち性のバラ
自立して、1株でこんもりとした株の形になるバラ。
四季咲きで、単花咲きのハイブリッドティーや中輪房咲きのフロリバンダ、ミニバラなどの基本樹形。
さらに枝の張り方で、枝がまっすぐ伸びる「直立性」、横に張り出す「横張り性」、その中間の「半直立性」や「半横張り性」に分類されることがあります。
・横張り性
・半横張り性
・直立性