05 不織布を苗床にかぶせます。
06 さらにビニールをかぶせて発芽を待ちます。2週間くらいで芽が出てくるので、ときどきめくって観察してください。
3.発芽後は不織布と穴あきビニールの二重トンネルで育苗を続ける
*気温が上がってきたら風を通して蒸れを防止
全体の3割くらいが発芽しているのを確認したら、べた掛けしていた被覆資材をはずします。そして、すぐにトンネル掛けをして保温します。
トンネルは二重にします。トンネル支柱を立てて不織布をかぶせたら、その上に穴あきビニールをかぶせます。
トマトやナスは、発芽がそろったら間引きをして、株間を8~10cmにします。草が生えてきたら中耕を兼ねて除草し、育苗を続けましょう。
気温が上がってきたら、ビニールの裾をたくし上げて、トンネル内が蒸れるのを防ぎます。4月中旬からはビニールをはずして不織布だけにして構いません。
★Point
3月上旬~3月下旬:不織布+穴あきビニール
3月下旬~4月中旬:穴あきビニールの裾を上げる
4月中旬~:不織布だけのトンネルにする
定植前の1週間:不織布を開放して外気温に慣らす
3月上旬~3月下旬:不織布+穴あきビニール
3月下旬~4月中旬:穴あきビニールの裾を上げる
4月中旬~:不織布だけのトンネルにする
定植前の1週間:不織布を開放して外気温に慣らす
4.苗採りをする
*定植の1週間前から外気温に慣らし始める
定植日が近づいたら、日中だけ不織布を開放し、苗を外気温に1週間ほど慣らします。夕方、トンネルを閉じます。
ナス、ピーマンは定植の3日前に根切りをしておきます。トマトの苗は引っこ抜いて苗採りして構いません。キュウリやスイカはポットを取り出し、それぞれ用意しておいた畝に定植します。
トマトは草丈30cmくらいに育った苗を寝かせ植えにするのがおすすめ。
ガッシリしたナスの苗が育ちました。
*トマトは“ゴボウ抜き”で定植当日に苗を採る
苗をつかんで引っこ抜いて苗採りをします。トマトの苗は丈夫で、根に土があまりついていなくても定植には問題ありません。