はじめに
細くて丈夫なパラコードはアウトドアには欠かせないアイテムの一つですが、最近ではパラコードで作るブレスレッドやストラップなどのアクセサリーも注目されていて、編み方を紹介する本や動画も多く見られます。
パラコードのアクセサリーはおしゃれなだけではなく、緊急時などには解いてロープとして使用できるという機能的な面もありおすすめです。
この記事ではパラコードの特徴や選び方、おすすめ商品を紹介しています。アウトドアでも日常生活でも1本あると便利なパラコードなので、ぜひご覧ください。
パラコードとは
「パラコード」とは、元々パラシュートの傘と人を繋ぐロープとして作られたものですが、現在ではアウトドア用品として使用されることが多くなっています。
ナイロン等の表皮の中には7本の内芯が入っていて、その7本の内芯もそれぞれ3本の糸からできています。たくさんの糸から出来ているパラコードは丈夫で、一般的なもので約250kgの重さにも耐えられます。
そのままロープとして使うこともできますし、バラして中の糸だけ使うこともできるため、日常のあらゆる場面で活用できる汎用性の高いアイテムとして人気です。
色や柄のバリエーションも豊富なので、ブレスレットなどのアクセサリーを作ることもでき、最近では災害時のアイテムとしても注目されています。
パラコードの種類・特徴・使い道
パラコードにはナイロン、ポリエステル、ポリプロピレンの3種類の素材があり、それぞれに特徴があります。種類ごとの特徴とパラコードの使い道を解説します。
*ナイロンのパラコード
●伸縮性にも優れていて、衝撃を吸収してくれる。
登山や大型テントの固定など、本格的なアウトドアにはナイロン製のものがおすすめです。
一方で、水に濡れると硬くなってしまう性質があるため、雨の日や水辺での使用には注意が必要です。
*ポリエステルのパラコード
●水や紫外線にも強い
ポリエステル製のパラコードは汎用性の高さが特徴です。ナイロン製には劣るものの強度もあるため、簡易なテントの設置にも使えます。
劣化しづらく、リーズナブルで色や柄も豊富であるため、ブレスレットやストラップ作りにも最適です。
アウトドアや防災用、アクセサリーと幅広く使えるのがポリエステルの魅力ですね。
*ポリプロピレンのパラコード
●軽量で水に浮く性質がある
ポリプロピレンのパラコードは、水辺でのレジャーなどにおすすめです。
長時間紫外線に当てると劣化しやすくなるため、本格的なアウトドアには不向きです。
強度や耐久性も他の素材よりも劣りますが、ちょっと荷物を縛りたいときなどには活躍します。
パラコードの使い道
汎用性の高いパラコードですが、実際にはどのような場面で使うのでしょうか。
■活用シーン.1 「アウトドア」
テントやタープを張ったり、洗濯物を干す紐として使用します。バラした糸は釣り糸にもなります。
■活用シーン.2 「ハンドメイド」
一番の人気は、アクセサリー!その中でも、特にブレスレットや犬のリードなどはレシピも数多く目にします。緊急時には解いてロープとしても使えるのも良いですね!
■活用シーン.3 「日常で使う」
荷物を縛るなど、ちょっとした紐が必要なときに便利です。
■活用シーン.4 「防災用」
止血のときに縛ったり、腕を固定するときに使うこともでき、防災用に1つ備えておくと安心です。
パラコードのおすすめメーカー・ブランド
パラコードのおすすめメーカー・ブランドを紹介します。どれも品質に定評のあるメーカーなので、迷ったときにはこれらのメーカーを選べば間違いありません。
「GEERTOP(ギアトップ)」
GEERTOPはアメリカのアウトドア用品のブランドです。日本では通販を中心にテントやシートなどのアウトドア用品を販売しています。
高品質で軽量、そしてリーズナブルであることが特徴で、アウトドア初心者から上級者まで幅広い層から支持されています。
パラコードも高品質のものが揃っているので安心ですね。