はじめに
コースターやあみぐるみなどをかぎ編みで作ると、手編みならではの味と温かみがありますよね。時間をかけてじっくり取り組めるかぎ編みにハマる人も多いようです。
道具具として可k瀬ないかぎ針は、一本ずつ用意するのは手間も時間もかかってしまいます。そこでかぎ針セットなら必要なかぎ針や道具が一気に揃い、また見た目にも統一感が出ます!
ここでは、かぎ針セットを選ぶ時のポイントを解説しています。ぬくもりに掲載している可愛いかぎ編みの作品も紹介しているので、ぜひご覧ください♪
かぎ針とは
かぎ針とはかぎ編みに使う、ひっかけのある棒状の道具です。かぎ編みはかぎ針の先に糸を引っかけながら編んでいきます。
コースターやコサージュなどの小物を作るのに向いており、繊細なレース編みも作ることができます。
使う糸によって必要なかぎ針の種類が異なりますので、次から詳しく説明していきます!
「かぎ針」
一般的な太さである2mm~6mm程度の毛糸を編むときに使用します。
毛糸の太さによって使用するかぎ針も変える必要があり、かぎ針の太さは号数で表示されます。数字が大きくなるほど、太いものになります。号数と毛糸の太さは以下のとおりです。
・2/0号:極細
・3/0号:中細
・4/0号:合太
・5/0~7/0号:並太
・8/0~10/0号:極太
「レース針」
2mm以下の細い糸を編むときには「レース針」を使います。レース編みや繊細な模様を編むのに適しています。
レース針も太さを号数で表示していますが、かぎ針とは逆で数字が小さいほうが太いものになるので注意してください。
「ジャンボ針」
7mm以上の極太よりも太い糸を編むときには「ジャンボ針」を使用します。
ジャンボ針は7.0mm、8.0mmと「mm」で太さが表記されています。ざっくりと大きい編み目になり、マフラーなど厚みのあるものを編むときに適しています。
かぎ針セットの選び方(ポイント・コツ)
かぎ針セットを選ぶときには、セット内容、材質、機能、見た目、のポイントに注目してみてください。
*セットの内容で選ぶ
かぎ針のセットにはいろいろな内容のものがあります。豊富な太さのかぎ針のセットや、止め針やハサミといったかぎ編みに必要な道具が揃ったセットなどです。
これからかぎ編みを始めたいときには、必要な道具一式が入ったセットがおすすめです。今後いろいろな作品を作っていく予定がある場合は、さまざまな太さのかぎ針が入ったセットを購入するとよいでしょう。編む糸が決まっているときは、セットの中に糸の太さに合うかぎ針が入っているか確認しましょう。
*材質で選ぶ
かぎ針には主に、金属製、木製・竹製、プラスチック製のものがありそれぞれ特徴があります。好みの材質を選びましょう。
■金属製
最もポピュラーで、種類も豊富です。耐久性に優れ、つるんとした質感なので糸が引っかからず使いやすいです。
■木製・竹製
軽く、使うほどに手に馴染んでくる点が魅力です。
■プラスチック
安く手に入る点や、軽いため手が疲れにくいという特徴があります。
*機能で選ぶ
最近では機能性に優れたかぎ針も多いです。例えばグリップの付いたかぎ針は握りやすく、長時間編み物をしていも疲れにくくなっています。グリップの素材や長さもいろいろあるので、自分の手に合うものを選べますね!
他にも上下両側に太さの違うかぎ針がついたものもあり、1本で2本分のかぎ針の役割を果たし、収納や管理を楽にしてくれます。