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家庭菜園「ラッカセイ」の育て方

家庭菜園「ラッカセイ」の育て方

ラッカセイの育て方を解説します。タネまきから油断せずカラス対策をして育ていていくのがポイント。自分で育てないとなかなか食べる機会がない「生の落花生」を味わえるのも、家庭菜園の醍醐味です。収穫後の美味しい食べ方もご紹介します。

perm_media 《画像ギャラリー》家庭菜園「ラッカセイ」の育て方の画像をチェック! navigate_next

基本情報

(マメ科)
●タネまきから油断せずカラス対策をして育てる
●畝幅:50cm
●まき方:株間25cm
●元肥:なし
●追肥:なし

栽培スケジュールの目安

ラッカセイについて

品種名はわからないけれど我が家の定番ラッカセイ!

我が家で育てているラッカセイは3種類です。通常のラッカセイの2倍の大きさがある「おおまさり」と、薄皮が黒い「黒ラッカセイ」、小粒で薄皮が赤いラッカセイです。
黒ラッカセイと赤ラッカセイは県内の直売所で食用として販売されていたものを珍しいと思って買いました。正式な品種はわかりませんが、もう何年も我が家の定番です。
地域の直売所や道の駅巡りをするとどんな野菜がいつ採れるか旬もわかるので、楽しいです。

殻やマメの色は普通のラッカセイのようだが、薄皮はアントシアニン豊富な黒色。

育て方

01 土づくり

ラッカセイは水はけのいい土地を好み、多湿を嫌います。我が家ではハクサイとダイコンの後作でラッカセイを育てています。
元肥は施さずに、ミニ耕うん機でしっかりと耕しておくだけです。
マメ科のラッカセイは、根についている根粒菌のおかげで空気中の窒素を取り入れることができるので、肥料は少ない方がいいのです。
むしろ肥料過多になると葉ばかりが茂ります。

02 タネまき

5月上旬に株間25cmで1列、1か所1粒ずつまきます。上から土を3cmくらいかぶせて鎮圧します。ラッカセイはカラスの大好物なので、芽が出てくると掘り返します。タネをまいたら少し大きくなるまで、畝にネットをべた掛けしておくと安心です。芽が出なかったところには追いまきします。

これまで交雑しないと思っていましたが、昨年色が混ざっているようなものが採れました。今年は念のため畝の位置を離して育てようと思っています。

ハクサイとダイコンの跡地にラッカセイの畝をつくる。ラッカセイは土中にできるので、ミニ耕うん機でしっかり耕しておく。1品種につき畝を1本ずつ用意する。

03 メンテナンス

ラッカセイは結構長い間、黄色い花をあちこちに咲かせます。花の付け根のところから子房柄というツルが伸びてきて、土の中に潜ります。その先にラッカセイができるのです。
7月頃、黄色い花が咲き始めたら、一度土寄せをしています。赤いラッカセイはあまり広がらないので株元に土寄せをし、広がって育つ黒ラッカセイとおおまさりは畝の土をほぐすように中耕するだけにしています。
収穫間近には植えつけのときのようにカラスよけのネットをバッサリかぶせておくといいでしょう。

7月には葉も茂り、黄色い花がぽつぽつ咲き始める。

04 収穫

10月になったら試し掘りをし、10月中には全部掘り取ります。しっかりマメが入ったサヤと未熟なサヤが混在していますが、全部熟すことはないので、ほどほどのところで収穫します。
枝からはずしたサヤはオケで洗って土を落とします。フタのあるザルに並べて乾燥させてから、割って中のマメを取り出します。
以前広げて干しておいたら、カラスが半分食べていました。
農家のように土に積んで乾かそうとしたら、白いカビが生えてきたこともあります。それほど多い収穫ではないので、大切に洗って乾かしています。

10月に試し掘りをしつつ茹でて食べ、10月中にはすべて掘り上げる。

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