栽培記録帳
野菜ごとに栽培記録が書き込めるページです。書き込んだ内容は重要なデータとなるので、また新たに育てる際の参考になり、大いに役立ってきます。
栽培上手のベテラン菜園家ほど栽培記録をつけて何度も読み返しています。記録を続けることで、自分の畑に合った野菜づくりが見えてきます。もしくは、栽培前にやることを書いておくのもおすすめです。
畑に菜園ノートを持参して、確認しながら作業が進められます。自分だけの栽培ガイドをつくってみましょう。
使い方
01 ナンバー
記載されたナンバーと書き込んだ野菜名を[栽培記録INDEX]に記入すると読み返すときに便利です。
02 野菜名/品種名
育てた野菜(育てる野菜)を書く欄です。品種によってタネまきや収穫時期が異なりますし、畑に合う・合わない品種を覚えておけます。
03 畝づくり
堆肥や元肥の施し方、施肥量、畝のサイズ、マルチフィルムの有無など、畝に関する事柄を書く欄です。
04 タネまき/植えつけ
タネをまいた日やまき方、育苗方法、苗や種イモを植えつけた日、植えつけ方法などを書き込みます。
05 手入れ
追肥、土寄せ、仕立て方、芽かき、間引き、整枝、人工授粉などを記入する欄です。
06 収穫
収穫した日や収穫期間、株を片付けた日など、収穫に関する事柄を記載するほか、タネ採りや保存について書いておくのもおすすめです。
07 トラブル
病害虫、鳥獣害、生育障害、天候トラブルなど、栽培トラブルに関することを書く欄です。
08 フリースペース
試した栽培法を書くなど、2~7の欄に書ききれなかったことを記入するほか、覚え書きを残したり、レシートや写真を貼ったりするスペースとしても使えます。
09 結果
栽培を振り返って、よかった点、悪かった点をまとめられる欄です。成功はもちろん、失敗も重要なデータになります。
菜園レイアウト
菜園の配置図が描けるページです。シーズンごとに畝の位置やサイズ、野菜を植えた場所などを描いておきましょう。
植えつけの準備をする前に描いておけば、畑での作業がはかどります。作業を終えたあとでも描いておくことで、どこで何を育てたか記録が残り、次作のプランを考えるときにとても便利です。
◆POINT1
野菜づくりでは南北方向の畝が基本です。レイアウトを考えるときは、自分の菜園の方角を把握しておきましょう。
◆POINT2
日当たりのいい場所や悪い場所、風の通り(強風が吹いてくる方角など)、水がたまりやすい場所を把握しておくと、レイアウトが考えやすくなります。
◆POINT3
レイアウト図を記録しておくことで、前作に何を植えたのか、前年に何を植えたのかひと目でわかります。
「連作障害」といって、同じ場所に同じ科の野菜を続けて植えると病虫害が発生することがあります。過去のレイアウト図を確認しながら作付けを考えることで連作障害が防ぎやすくなります。
商品情報
■本のタイトル:菜園ノート
■定価 1,100円(税込)/ 2020年12月17日発売