02 枝のつけ根から20㎝くらいになるように切る。切る位置は葉のつけ根から5㎜程度上。
03 すべての長い枝を切り戻したら完成。摘心後は先端近くから枝が2〜4本伸びた枝に花芽がつく。
3. 収穫 6月~9月
全体が青紫色に熟したものから収穫していきます。やわらかくなるまで熟せば酸味が抜けて甘みが増します。ただし、品種によってはやわらかくなっても酸味が残るものもあります。
01 熟して色づいたものから収穫する。
02 実をやさしくつまんで、果実のつく軸の果梗と同じ方向にまっすぐ引き抜く。
★ポイント!
まっすぐ引き抜かずに収穫すると果皮がめくれて日持ちしないので注意する。
4. 剪定 12月、2月〜3月上旬
ブルーベリーはひこばえを整理して、混み合った部分や不要な枝を切ります。花芽と葉芽が見分けられるので、花芽がない枝は先端を切り詰めます。
01 株元からひこばえが伸び、混み合っていた場合はつけ根から間引き適度に枝を残す。
02 混み合った部分や枯れた枝など、不要な枝はつけ根から切る。
03 翌年花芽をつける枝を出させるために、一部の枝の先端は切り詰める。
*剪定の手順
01 ひこばえを間引く
株をすっきりさせるため、混み合ったり、ほかの枝にからまったひこばえはつけ根から切り取ります。勢いのあるひこばえは、先端を切り詰めておき、2〜3年後に古い枝と交代させます。
02 不要な枝を間引く
枯れ枝や細く弱々しい枝、混み合った部分など不要な枝を切って風通しと日当たりをよくします。木の形を乱す枝を整理して、この段階である程度木の形をつくります。
03 枝の先端を切る
残った枝のうち、30㎝以上の枝は、春に充実した枝を出すために、先端から1/3ほどの長さまで切り詰めます。また、30㎝以下の枝に花芽が多い場合は1枝に3つほどになるように調整します。
*果実ができる位置
花芽は枝の先端につき、花芽と葉芽の区別がつくため、確認しながら枝を切ることができる。一部の枝を除いて花芽のある枝は切らないようにする。