コンパクトでかわいらしく、小スペースでも楽しめるのがミニバラの大きな魅力。ただし、病害虫に注意が必要なのは他のバラと同じです。ミニバラを上手に育てるのに必要な、ちょっとしたコツを解説します。
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《画像ギャラリー》プロが教える「ミニバラ」の育て方の画像をチェック!
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*花がら切り(夏剪定も同様)
基本は花がらだけを切る
ミニバラの花がら切りは、あまり神経質になる必要はありません。咲き終わった花がらを切りとるようにします。ただし、花が大きく、樹高が高くなるポリアンサ系などは、フロリバンダと同様の切り方で行います。
花が咲ききったあと、茶色くなってから花がらを切ると、次の芽が出るのに2週間かかります。同じ枝に咲いている花が混じっているくらいで花がらを切ると、1週間くらいで芽が出ます。
◎房咲きの場合、咲き終わった順に花のつけ根から花がらだけを切る。
*冬剪定
樹高の1/2を目安に刈り込んでもよい
基本はブッシュの剪定と同じ方法です。樹高の半分ぐらいの高さで、細い枝を多く残し、中心がやや高くなるように刈り込みます。ていねいに行う場合は、一芽一芽、芽を見ながら切り、こんもりとした樹形に仕立てます。
◎基本
枯れ枝や弱小枝、込み合った部分を切ってから、樹高の半分くらいの位置でバッサリ切ってもそれなりにきれいな花が咲く。かなり短めに切り詰めても大丈夫。
◎剪定前
大きめの鉢に、さし木苗のポット苗‘コーヒー オベーション’を4株植えた鉢。
↓
◎剪定後
全体をゆるやかなドーム型に整えた。
ていねいに1本ずつ剪定する場合は、不要な枝を切りとってから、一芽一芽、芽を見ながらよい芽の上にハサミを入れていく。
↓
こんもりとした樹形に仕立てるイメージで、ハサミを入れていく。
ミニバラ感覚で育てられるバラ
『フェアリー シリーズ』
すばらしい四季咲き性、花もちのよさ、育てやすさが特徴のバラのシリーズです。
とても丈夫で、強い四季咲き性をもつ‘ザ フェアリー’は、世界中で愛されている品種のひとつ。半日陰でも元気に育つので、初心者におすすめです。
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