メタリックヤーンについて
メタリックヤーンはポリエステルやレーヨンなどで作られた糸に細いラメが入っています。ラメ糸が入っているので毛糸よりも張りがあります。こちらでは作品によって使用量を、長さ(cm、m)か玉数で表記しています。

用具について

①はさみ:メタリックヤーンやキャンバスを切ります。
②目打ち:穴をあけるときに使います。
③針:キャンバスに刺すときに使う、針穴が太い針です。
④ペンチ:キーホルダーなど金具を付ける時に使います。
⑤強力接着剤:メタリックヤーンをしっかり貼れる接着剤です(専用ボンドTM-200/20g入)
⑥ピンセット:ビーズなどをつかむのにあると便利です。
⑦定規:短いものと長いものがあると便利です。
⑧セロハンテープ:メタリックヤーンを貼るのに使います。
⑨両面テープ:メタリックヤーンを貼るのに使います。幅0.5cm、1cmを使います。
⑩木工用ボンド:専用ボンドがない時に、メタリックヤーンを貼るのに使います。
巻きながら貼る作品
メタリックヤーンを土台に貼りつける方法です。
*巻き始め
1. あらかじめメタリックヤーンの箸を巻き、固めておきます。
2. 土台にボンドをつけ、中心から巻いて貼っていきます。

3. 側面も同様に隙間なく貼ります。中心を押さえ、土台を回転して巻くと綺麗に仕上がります。

*メタリックヤーンの端
メタリックヤーンの端はボンドをつけて固めておくとほつれません。ボンドは乾くと透明になります。

*土台よりも一周大きく巻く場合
メタリックヤーンの側面にボンドを薄く塗り、指で押さえながら巻きます。

*巻き終わり
メタリックヤーンを斜めにカットし、側面に沿って指で添えるように巻いて貼ります。

キャンバスを使った作品
半透明のキャンバスにメタリックヤーンを刺し、模様を作ります。
*キャンバスの必要なマス数に印をつける
作り方の図を参考にして、キャンバスに必要なマス数に印をつけます。マス数を間違えてしまうと模様が合わなくなるので、必ず正確に数えましょう。
キャンバス専用のスケールを使うと正確に印をつけることができます。


*キャンバスをカットする
例えば10マス×10マスをカットする場合
キャンバスをカットする時は、10マス(必要なマス数)の外側をはさみでカットします。必要なマス数の内側にはさみを入れると、マスが一つ足りなくなるので注意します。



*キャンバスにメタリックヤーンを刺す
玉巻きのメタリックヤーンを1~1.5mにカットします。糸の先をつまんでつぶし、針の穴に通します。
【刺し始めと刺し終わり】

【巻きかがる】【巻きとじる】

*刺すときのポイント
針を1回出し入れするごとに、糸を引き締めながら刺します。①の写真のように、裏側の糸もピンと張った状態がベストです。
②のように糸がたるんでいると仕上がりが綺麗になりません。

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「きらめく糸で作る 開運&お洒落こもの」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんの、メタリックヤーンのこもののレシピをわかりやすく丁寧に紹介しております。
