つまみ細工とは?
正方形に切った小さな布を折りたたみ、花や鳥など立体的な造形物をつくり上げて、その美しさを楽しみます。
身近な道具や素手で手軽に始められるつまみ細工。タンスに眠る着られなくなったお着物やお洋服、お気に入りの端切れや残布などを、つまみ細工の技法で素敵なアクセサリーに仕上げてみませんか?
つまみ細工の基本のやり方
1. 布を準備する
布を正方形に裁断します。作る作品によって、サイズは変わります。必要な枚数分切りましょう。
2. つまむ
布をピンセットでつまみ、花びらの形にたたみます。「剣つまみ」と「丸つまみ」を基本に、応用のつまみ方も掲載しています。
3. 端切りする
つまみの裁ち目を切ることを「端切り」といいます。作品によって端切りをして、つまみの高さを調節します。端切りをしない作品もあります。
4. 糊をつける
つまんだ布に、糊をつけて接着します。糊は、使用する布によって使い分けます。
5. 土台を準備する
花びらを葺くための土台を準備します。土台の種類は、どんなアクセサリーに仕立てるかによって変わります。
6. 葺く
つまんだ花びらを土台に配置して、花の形を作っていく作業を「葺く(ふく)」といいます。
7. 飾りを取りつける
葺いた花に、花心やビーズなどの飾りをつけて、作品を仕上げます。
8. 金具を取りつける
金具を取りつける。
9. 組む
色や種類の違う複数の花を組み合わせて、1つの作品に仕上げます。