自宅で野菜作りをする際に知っておきたい役立つ情報をお届け!ここでは「有機栽培」と「無農薬栽培」について、各用語の説明や育て方のコツ・ポイントを写真付きで解説していいます。基本情報を理解して、体に安心、安全な野菜づくりを目指しましょう!
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《画像ギャラリー》家庭菜園「有機・無農薬栽培」の基礎についての画像をチェック!
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●堆肥のいろいろ
生ゴミ堆肥
キッチンから出た生ゴミを再利用する環境にやさしい堆肥です。コンポストを使います。
生ゴミは小さく刻んでおきます。コンポストを数㎝土に埋め、土と生ゴミを重ね、米ぬかやEM菌(発酵資材)かけると発酵がより進みます。
土中堆肥
畑の畝と畝の間に溝を掘って、落ち葉、雑草、生ゴミなどを入れ、土を戻します。十分に発酵したら堆肥として使用します
雑草袋堆肥
除草で出た雑草、米ぬか、ラクトヒロックス※を袋に詰め、1年間放置すると堆肥ができます
※乳酸菌・酵母など10種類の有用微生物の働きで、土を団粒構造に変える土壌改良剤。
材料を袋に詰めたら口をひもでしばって日当たりのよいところに置く。
培養土って何?
園芸店などで市販されている「培養土」は排水性、通気性、保湿性など、植物にとってバランスのよい土になるようにあらかじめブレンドされた土のことです。土壌改良の必要がなく、すぐに野菜を植えることができます。プランターや狭い範囲で野菜を育てるのには便利です。
●堆肥に向く材料
■堆肥になりやすいもの
・落ち葉類/ケヤキ、カエデ、コナラ、クヌギ、ブナ、サクラ、プラタナスなど
・生ゴミ/野菜くず、卵の殻など
・雑草/種がついていないもの
■堆肥になるまで時間がかかるもの
・落ち葉類/マツ、スギ、イチョウ、ヒノキ、ササ、タイサンボクなど
・生ゴミ/魚、骨、残飯
■堆肥に向かないもの
・木の枝、繁殖力の強い雑草、肉類、ペットのふん、防カビ剤がついた果物の皮、病害虫に冒された植物
有機・無農薬栽培に向く肥料
堆肥は土をふかふかな状態にしますが、栄養はほんの少ししかありません。そこで肥料が必要になります。
有機質肥料には動物性と植物性があり、動物性の肥料ならば鶏ふん、骨粉など、植物性の肥料ならば油かす、草木灰などがあります。化成肥料と違い、効果は穏やかに現われるので、元肥として、種まきや植えつけの2~3週間前に土にたっぷり施します。
●代表的な有機質肥料
油かす
ナタネなどの種から油を絞りとったもの。チッソを多く含む。
骨粉
家畜の骨を細かく砕いて乾燥された肥料。リン酸を多く含む
鶏ふん
鶏のふんを発酵、乾燥させた肥料。リン酸をメインにチッソ、カリも含む。
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