
5. 落ち葉の上を歩いて踏む
途中で何度か落ち葉の上を歩いて踏み締めて、溝がいっぱいに埋まるまで落ち葉を投入します。落ち葉の量は溝の長さ1mにつき、60Lのビニール袋に3袋分が目安です。

6. 土を戻して埋めてかまぼこ型の畝をつくる
最初に下層にあった土を戻し、次に上層の土を戻して寄せ、大きなかまぼこ状の畝をつくります。土の塊をなるべく崩さないようにして戻すと、通気性、水はけがよくなります。


【POINT】植えつけまで畝を養生しておく
土を裸にしないで好適な土壌環境を保つ!
畝をつくったら、春に野菜を植えるまでの間、草マルチや野菜残渣、ムギワラなどでカバーするか、防草シートをかぶせて、畝を養生しておきましょう。畝にネギ苗をランダムに挿して、草マルチでおおうのもおすすめです。
どんな野菜も植えられますが、初回だけ、根が長く伸びるダイコンやゴボウは、又根を防ぐため、落ち葉が埋めてある畝の中心部を避け、両サイドにタネをまきます。
パターン①ネギを植えておく
畑にネギが育っていたら移植しておきましょう。ランダムにネギを挿したら、草マルチで土の表面をカバーします。土中の微生物活性が上がって、植えつけまでの間に土の環境が整います。夏の野菜づくりがしやすくなります。

パターン②防草シートで養生する
ワラや草、野菜残渣でマルチングするほか、防草シートを利用するのもおすすめ。畝の表面がかたまりにくくなります。古マルチをかぶせておいても構いません。土を裸にしておかないことが大事です。

パターン③ワラや草を敷いて養生する
刈り草、ムギワラ、野菜の残渣などを畝にかぶせておきます。ほどよく保湿され、土の表層の微生物活性が上がります。風雨で表土が流亡するのを防ぎ、土がかたく締まることもありません。タネまきや苗植えに適した環境になります。

