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摘果した青い渋柿を利用してタンニン鉄をつくる!
タンニン鉄づくりに必要な材料は、少量の鉄とタンニンを豊富に含む植物です。
写真は、三並清継さんが実践する、青い渋柿と鉄で仕込むタンニン鉄です。
「青柿をネットに入れてハンマーで叩き、鉄材とともに水に浸します。茶葉の場合は完成までに約5日。ところが、青柿では1日も経たずに水が真っ黒になりました。2日目に青柿の袋を引き上げ、完成としました。酸度計で測ったところpH4くらいで、茶葉使用の5日目と同じ酸度です」と、三並さん。
使い方は、茶葉と鉄でつくったタンニン鉄と同じです。

◆材料
・渋柿(摘果した青柿)…10個(約1.4kg)
・鋳鉄…適宜(古い鉄材を利用)、水…約20L
◆完成まで
1~2日作り方
01 摘果した青い渋柿をネット袋に入れて、ハンマーで叩き割る。鉄は、自宅の倉庫にあった錆びた鋳物を利用。なお、クギを使う場合は、必ず鉄製のものを利用すること。鉄以外やメッキが施されたクギは不可。
02 水を加えると丸1日経たないうちに真っ黒になる。青柿は数回利用でき、三並さんは3回の仕込みに利用。鉄は何度でも使用できる。タンニン鉄の使い方は茶葉の場合と同様。

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