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完熟果を埋めてスタート!「自然生え栽培」のやり方

完熟果を埋めてスタート!「自然生え栽培」のやり方

いわば“放牧”!野菜のいきいきとした姿を楽しんでください!タネ育て人中川原敏雄さんが、野菜のすごい生命力と本来の姿を楽しむ“自然生え”栽培の試し方を伝授します!

perm_media 《画像ギャラリー》完熟果を埋めてスタート!「自然生え栽培」のやり方の画像をチェック! navigate_next

1. 秋、完熟果を雨が当たらない風通しのよい場所で1か月ほど追熟。11月、初霜が降りてから、自生させる痩せ地にまるごとのキュウリを20~30cm間隔に1本ずつ置き、果実が隠れるくらい土をかけて枯れ草で覆う。目印に棒を立てておく。

2. 4月下旬頃に発芽。全部発芽することはなく、ばらばらに発芽してくる。

3. 本葉3枚程度までは、大小の苗のかたまりで生育する。最初に出てきた大きい苗の葉が霜よけになって小さい苗を守るので、全滅しない。苗の草丈が高、中、低と分かれ、どの苗にも光が当たるようにお互い調整してうまく育つ。

4. 大きい苗の集団から、勢いのよい株が1~2本伸びてくる。開花が始まった頃、ツルの伸びがよい株に支柱を立てる。ほかの集団の株は収穫用にそのまま地這いで育てる。じゃまになったら地際で切ってその場に敷く。

5. 最初についた実は小さいうちに若採りし、まずは株を大きく育てる。親ヅルの10~15節あたりに着果した実を肥大させる。1株に1~2個の果実を完熟させ、翌年の自生栽培に使う。

自然生えから中川原さんが育種したキュウリ。

野菜作りにまつわる情報をもっと知りたい方におすすめ!

「野菜だより2023年11月冬号」では、今回紹介した野菜以外にもたくさんの家庭菜園の情報を、わかりやすく丁寧に紹介しております。

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