2条植えにして中央にネギを混植。
植えたときの種イモがきれいな状態で出てきた。茎が種イモの下の方からぐんと伸びていて、逆さ植えにしていたことが一目瞭然。
04 メンテナンス
一般的な栽培方法では芽がたくさん出てきたら3~4本残して芽かきをしますが、逆さ植えだと強い芽が2~3本しか出てこないので、芽かきをする必要がありません。
株元を涼しく保つために刈り取ったエンバクや乾いた草を株元に厚めに敷いておきます。マルチを張った畝で育てることもあるのですが、どちらの場合も土寄せはしません。
草丈が30cmくらいになり、つぼみがついたらイモが肥大してきます。カリウムを補給するために草木灰を葉の上から散布してマイエンザ1000倍希釈液をまきます。花が咲いたらカルシウム補給のため、500倍に水で薄めたカル酢を葉の上からまいています。
05 収穫
11月下旬~12月中旬に収穫です。天気がいい日に葉が黄色く枯れたものから掘ります。
無肥料で育てたジャガイモのサイズは小ぶりですが、実が詰まっていてとてもおいしいです。
収穫後、軒下などの日陰で7~10日間乾かしてから貯蔵すると長持ちします。もみ殻を入れた通気性のいい箱にジャガイモを入れて新聞紙でフタをし、納屋で貯蔵しています。
翌春の種イモは食用と区別しておきます。肌がきれいな100gほどのイモを選びます。
採り残しのないように土の中をよく探す。
野菜作りにまつわる情報をもっと知りたい方におすすめ!
「野菜だより2023年7月夏号」では、今回紹介した野菜以外にもたくさんの家庭菜園の情報を、わかりやすく丁寧に紹介しております。