支柱に絡めてコンパクトに！「ミニカボチャ」の育て方

本葉が5枚になったとき、親づるを摘心して2本仕立てにする。摘心した下部の子づるを3本～4本伸ばして実をつけさせる。

〈2本仕立て〉

●雌花
花びらの元がぷっくりふくらんでいるのが雌花。開花した早朝に受粉すると成功率が高い。

●雄花
雄花は花びらの根元がふくらんでいない。中心部分に花粉をたくさんつけている。

雌花が開花した早朝に受粉する。雄花の花弁を全部取り除き、雌花の中心部分に花粉をつける。

昆虫類の飛来が少ない場合は雄花を摘んで人工受粉をするとよいですが、筆の先に花粉をつけて雌花の柱頭へつけるのも効果的です。

雄花が咲いた早朝に、筆先に花粉を付着させ、雌花の柱頭につける。

受粉日を記したラベルをつけておくと収穫日の目安がわかりやすい。

受粉がうまくいかなかった雌花は、果実が黄色く変色して落果する。