本の紹介
[PROFILE]
杵島直美
料理研究家である母・村上昭子のアシスタントを経て独立。和風の家庭料理のほか中華風や洋風など、幅広く手がけている。
「保存食の達人」と言われ、最近は発酵調味料を使ったレシピが人気。
NHKきょうの料理などのテレビ出演、新聞・雑誌の仕事の他、料理教室の講師や食生活と子育てなどをテーマとした講演も多い。
■本のタイトル:誰でもできる手前味噌
■定価 1,430円(税込)/ 2022年12月21日発売
肉味噌の作り方
そのまま食べてもおいしい味噌ですが、調味料としても万能に使えます。食材によって、いろいろな味が楽しめ、料理によって、風味も変わってきます。
こちらでご紹介するのは、杵島家で昔からよく食べていた肉味噌。炊きたてのごはんにのせたり、おにぎりの具に入れたり、豆腐や冷麺と混ぜたり……。食べ方はいろいろです。
*材料(作りやすい分量)
・鶏ももひき肉 150g
・玉ねぎ(小) 1/2個(約100g)
・生姜 1片(約100g)
・にんじん 4cm(約50g)
・ピーマン 2個
・レタス 適量
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・味噌 100g
・みりん 大さじ1
・酒 大さじ1
・サラダ油…大さじ1
*手順
01 野菜はすべて粗みじん切りにする。
02 フライパンにサラダ油を入れ、中火にかけ、鶏ひき肉を入れパラパラになるまで炒める。
03 ピーマン以外の野菜を加えて炒め合わせ、玉ねぎが透明になるまで炒める。
04 弱火にしてAを加え、味噌が柔らかくなるまで練るようにして炒める。
05 別のフライパンにサラダ油小さじ1(分量外)を入れ、中火にかけ、ピーマンを入れて炒める。
06 5を4に加えて混ぜ合わせて火を止める。
07 器に盛り、ちぎったレタスに適量のせていただく。
3の状態でふた付きの容器に入れ保存します。冷蔵庫で5~6日は保存可能です。