03 撚り合わせた所を中指で押さえ、糸の端をそのまま引きます。ここで出来た結び目を「玉結び」といいます。
玉止めの作り方
縫い終わった糸をそのままにしておくとほどけてしまうので、縫い終わりに糸を結んでほどけないようにします。
01 縫い終わりの縫い目に針を当て、針に糸を2~3回巻きつけます。
02 図のように親指と人差し指で、巻いた所を布も一緒に押さえて、反対の手で針を引き抜きます。
まち針のとめ方
まち針は玉ピンまたはピンとも呼ばれています。まち針は縫う方向に対して直角に針先を縫い代側に向けてとめます。縫う方向に平行にとめてしまうと縫っていく時に手に刺さったりして邪魔になりますし、布もずれやすので必ず直角にとめます。まち針をとめることを「まち針をうつ」ともいいます。
直線をとめる
カーブをとめる
並縫い
基本的な手縫いの方法で「運針」とも呼ばれています。
01 きき手に針を持ち、縫いたい部分の布を親指と人差し指で挟むようにして両手で持ちます。布はピンと張りましょう。
02 針よりも布を前後に動かしながら、5~6針進んだら指ぬきで針を押します。針が押し出されたら針を抜き、また、5~6針進みます。この作業を繰り返します。縫い目の大きさは0.4~0.5cmくらいにします。