はじめに
お部屋を素敵に飾りたい!そんなときにおすすめしたいのが、「吊るし飾り」です。風でふわっと揺れる姿に癒されること間違いなし!一年を通してお部屋に彩を与えてくれます♪
手作りすれば愛着もわいて、見るたびに笑顔になれちゃいますよ。
吊るし飾りとは
「吊るし飾り」は、もともと日本の伝統工芸の1つで、3月3日のひな祭りの際に、布で作った人形などの飾りを、糸で吊るして飾ったものを言います。
子どもの幸せを願って、母親などが手作りし、赤ちゃんのお守りとして重宝されていたと言われています。
地域によって飾るものが異なり、人形のほかにも、「食」をモチーフにした飾りや、「衣」をモチーフにした飾りなど、衣食住に困らないようにという願いを込めた飾りを多く見かけます。
*吊るし飾りの材料
代表的なものを3つご紹介します。
■布(ちりめん)
ハンドメイドで和風の作品を作る際に欠かせない材料が「ちりめん」です。吊るし飾りとの相性も良く、ちりめん独特の凸凹加工が味を出します。
飾ったときに光が当たるとその反射がキラキラ輝いて美しいことと、しわになりにくい素材のため、飾ったときにとても綺麗に映えます。
■フェルト
「フェルト」はとても万能な材料です。接着剤やボンドを使って、全体はもちろん、小さなパーツを取り付けたり、貼り合わせたりしていきます。
簡単に取り扱えるため、子どもや初心者に向いています。
■折り紙
吊るし飾りの中でも、特に人気が高いのが、折り紙を使った作品です。身近な材料なので、作りたい!と思ったときに、すぐに取り掛かりやすいのも良いですね。
*吊るし飾りの活用シーン
■飾る場所
玄関、リビング、自分の部屋など。出来上がりのサイズにもよりますが、メインとして目立つ場所に飾っても良いですし、部屋の隅の方にさりげなく飾っておいても素敵です。
■飾るシーズン
普段から飾っておくのも良いのですが、年間行事に合わせて飾るのもおすすめです。
人気なのは、ひな祭り、クリスマス、ハロウィーン、お正月などの、イベントのときです。クリスマスならサンタクロースやツリーをモチーフにした飾りを、ハロウィーンにはおばけやカボチャをモチーフにした飾りを、お正月には松竹梅や鯛といった縁起の良い飾りや駒や羽子板などのお正月ならではのおもちゃをモチーフにした飾りで作ることが多いです。
イベントに限らず、四季を感じる飾りも人気で、例えば梅雨のシーズンには、雨粒や傘をモチーフにした飾りを。春には、桜やチューリップなどの花の吊るし飾りが人気です。
吊るし飾りの手作りレシピ
ここからは、おすすめの吊るし飾りのレシピを、厳選して順にご紹介していきます!
『和風の吊るし飾り・2種類』/折り紙
様々な色や大きさの折り紙で、きれいに華やかに身の回りをいっぱい飾りましょう。
幾何学的な形の作品に糸を通せば完成です!
色とりどりの折り紙で作るととても綺麗に映える、吊るし飾りです。5個ずつ縦に繋げるのがおすすめの長さですが、飾る場所によって数を変えてください。
「正方基本形」と「こんぺいとう」を交互につないで1本作るのもおすすめです。
『ひな祭り用の花の吊るし飾り』/折り紙
折り紙で作ったいろいろなやっこのパターンをテグスにつけただけの簡単なつるし飾り!雛祭りにもぴったりの華やかさがあります。